- DEC
- 22
- 2019
闇が深すぎて、ついに「占い館」に行く女〜迷走しすぎ〜
横浜に来て、3年半。
当初から気になっていた、横浜の「占いの館」の多さ。
原宿とかにあるみたいに「占い」とかの感じじゃなく、
「港町ならでは」なのか?
人種も「国際色豊か」な横浜ならでは、なのか?
「Fortune Teller 」(フォーチュンテラー)と書いてある所が多く、
その怪しさは、強度をまして、異彩を放っている。
ずっと「怪しいわ〜」とか、
「誰が占ってんのさ?」とか、
「絶対、行かないわ〜」とか、
だいぶ、遠巻きにして見ていたくせに、
よもや、自分が、フラフラと「フォーチュンテラー」に私の運勢、占ってもらに行くとは、、。
心の闇が深すぎる。笑 ←もう笑うしかない。
先日、五日間、引きこもった挙句、
良く、お散歩で通る、ここに、フラフラと行ってみた。
「そうだ! フォーチュンテラーに行こう!」みたいに。
〜私のイメージの占い館〜
1、店内に入ったら、怪しげな、黒装束の女が、
2、更に、怪しげな、テントの中に居て、
3、「お入りなさい」とか言って、
4、水晶の前で、勝手な事を言う
みたいな感じ。
〜でも実際は〜(この店に関して)
1、中に入ると「受付」があり
2、受付嬢は「クリーニング屋の受付のおばちゃん」みたいな、普通のおばちゃん、
3、紙に、名前と生年月日を書いてください、と言われ、
4、「好みの先生は?」とか聞かれて、見ると、
5、お店の奥は、10個くらいの小部屋に別れていて(そんなに居るの?フォーチュンテラー?そんなにたくさん居るの?)
6、タロットカードみたいな「札」に先生の名前と顔写真が書いてあるのを見せられて、「どの先生にする?」と聞かれたので、
7、「誰でもいいです」と言いながら、適当に指を指して、
8、「どうぞ」と言われて、フォーチュンテラーとご対面 (小部屋に入る)
9、怪しげな「テント」とかじゃない 笑
〜問題は、ここから、ですよね?〜
1、まず「フォーチュンテラー」は普通の、スーパーに居そうなおばちゃん(通販で服を買ってそう)。
2、「ケバめ」のおばちゃん。(50代後半か、60代か?)
3、ケバめのおばちゃん「パーマ、きつめに当てがち(チリチリ)」とか、
4、ケバめのおばちゃん、化粧が濃いめとか、「悪趣味な、キラキラした、運気を上げるテイ」みたいな、ネックレスとか着けてる。(ネックレスは、アメリカの通販ってぽい。無駄にギラギラしてる)
占い師 「どうぞ」
りずむ 「どうも」
と、腰掛けたはいいけど、
その後「どうしたら、いいか分からん!」と思ってたら、
「何を占います?」とか聞かれる。
正直「何を占ってもらったら良いか?」というか、
このおばちゃんに、聞きたい事がない!!!
(じゃあ、来るな!)
「う〜ん、、、、、仕事????」とか、言ってみた。
「仕事」とか、言ってしまったので〜、
なんだ、かんだで、誰にでも当てはまりそうな〜、
「将来、何ができるか?を考えちゃうより、今、できる事を、おやりなさい」的な、軽い説教みたいなのが始まりまして、、
えええええええええええええ?
えええええええええええええええええええ?
えええええええええええええええええええええええええ?
「あなたに、言われたくないわ〜」とか思って、
だんだん、ふんぞり返って、ベンチに座って、
「へぇ〜 へぇ〜」と 聞き流してたらば、
占い師「ちょっと、手、見せて」と、私の手を観る。
手相は観ないんだけど、、、と言いつつ、私の手を見て、
「あぁ、支配欲が強いわねー」とか、言い、
それは、手を観たんじゃなくて、私が、あなたの話を聞いてる「態度」を観たんだろう? と思い、
(ありがたい、占い師様のお言葉を、ちゃんと聞かないで、ふんぞり返って、聞き流してるから???)
さらに、手をながめて、
「ああ、ちょっと、目が悪いわねぇ〜。この、目はかなり気をつけた方がいい」と言い出し、
それは、「手を観た」よりも「目を観ましたね」。
今、注射を打って、1ヶ月がすぎ、ちょいちょい、目の周りの痙攣が戻ってきてツライから、
1対1で対面して、ガチで目を観られたら、様子がおかしいのは、誰でもわかるわ〜、って感じ。
占い師さんの説教も「宴もたけなわ」となってきた頃、
おもむろに、重々しく、
タロットカードをくるくる混ぜ始めて、パタパタめくって、
8枚くらいを、表にして、円を描く感じで配置して、、
占いおばさん「あぁ〜」
りずむ 「なんですか?」
占いおば「恋愛はね〜、今、あなた、好きな人が居ますね」
りずむ 「そうなの?」
占いおば 「あなたへの、出会いは、いつでも、今でも、すぐそこにあるけれど、あなたが、違う方を向いちゃってるから、あなたが、違う方を観るのをやめたら、いつでも出会いが待ってます!」
ホラね。
絶対、誰でも、ある程度、当てはまりそうな事を〜
もっともらしく、カードをめくって、
「言い当ててやった」みたいな顔で、
「カードに出ちゃってるから」と、言い放つ。
しかも「カードに出ちゃってるからね〜」とかいう言い方をすると、
「カードのお導き」みたいな感じで、不思議と、幾分か、ミステリアス感(神秘的)が増量する。
(なんだ、その、言い方? 笑)
私は、思いました。
〜「占い」を当たらせるためには、占いを受ける側の姿勢も大事〜
1)ある程度「占いを信じよう」と思う気持ちとか、
2)ある程度「騙されてやろう」と言う気持ちとか、
3)「催眠術」とか「暗示」とか「思いこみ」に、乗っかりたい!と言う気持ちを持って、協力的な姿勢じゃないと、占いは当たらない。
4)なんなら、占い師が言った、一言一言に「自分自身を寄せていく」くらいの姿勢があって、初めて「当たる」ものなのかもしれない。
と言う、
「占い側」と「占わレル側」の双方の歩み寄りで、成り立つ。みたいな?
私は、思いの外、自分自身の事を、すごく知りすぎている。
ゆえに、、、
1)おい、それ、と、他人の言う事を聞かない
まして、さっき、あったばかりで、私の、名前と生年月日しか知らない人の、「一般論的な説教」なんて、聞くわけがない。
しかも、おばちゃんケバめだし、パーマチリチリだし、ペンダントがギラギラだし、、 うーん、 やだな。みたいな。 笑 ←言う事、聞かない。
2)容易には「勧誘」されたりしない。
大学の頃、新興宗教がすごく流行して、
自宅に、ツボとか、仏壇とか、聖書とか売りに来る人もちょいちょい居たりして、
新興宗教に入っちゃう人も、多々、居たりしたし、
私は「フラフラしてたり、悩みが多い様に見える」と思われていて、(まぁ、正解だけど)
「新興宗教にフラフラ、行ってしまうんじゃないか?」と心配されたりしたが、割と、絶対に、そんな事には、ならないんです。
自分が「やりたい事」とか、「自分の考え」がすごく、うざいくらい強い。
まぁ、そんな理由で、
私には「占いを当てに行く能力が不足している」と思いました。
(自分も、寄せて行かないと、、占いの方に、、笑)
「占いの館」体験は、そんな感じだったのですが、まぁまぁ、面白い体験ではありました。
何より「引きこもりが悪化しすぎている」と言う問題意識を持って、わざわざ外に出た事は、評価できる。
(面白かったし)
でも、実は、、、、、、、、、ですね。
これだけ、書いといて、、、、ですね。
1個だけ、驚いた事、 書いときます。
1) 私は、名前「金子 里朱生」と生年月日しか書いてない。
2) 名前の読み方も、聞かれなかったから、言ってない。
3) 仕事が「音楽に関係ある」事も、何が好きかも?言ってない
この状況で、最初に、占いおばさんが言ったのが、、、、、
「あなたは、、、、、そうね〜、、、、ルンバとか好きなはずなのよ! 前向きになったり、元気を出したいなら、家でルンバ、聞くと良いわ」
って、私が、着席して、1分以内に、言ったんですよね。
1)まず「ルンバ」が全く、一切、一般的じゃないし、
2)私が、ジャズを聞いてることは、彼女は、知る由もなく
3)ジャズの中でも、キューバンジャズに、ものすごい傾倒した時期があった事も、尚更、知る由もなく、
4)アフロキューバンの中でも、より、ポップスから遠い「ルンバ」にかなりあつくるしい「熱」を寄せてる事も、レアだし
5)私が、家で、アフロキューバン(ルンバ)を聴いて、コンガをガンガン叩いたりして、ハイテンションになったりしてる事など、知り様が無い中での
「あなた、ルンバで、元気になるはずよ」は 良く出たな〜!!! 笑。
と、結構、びっくりしました。
(しかも、今、まさに、「アンダーザシー」のアフロキューバンアレンジで、家で、ルンバを、ガンガらガンガら やってるし。)
って言う事もあり、
ちょっと、もう1回、何か、聞きたいことがあったら、「何を言うのか?」聴いてみたい気がしないでも無いです。
すんごい「まぐれ」かもしれないしね。
この占い館は、10分(1つの事だけ質問)は1000円です。
総合(仕事、恋愛、結婚、健康など、全部)は3000円です。
私は、、、そうね〜ぇ、、、、
家で、ルンバとかガンガン聴いたり、
「ルンバーワウワンコ」をコンガで、ガンガン叩いたりして?
元気出しますかね?
信じる者は、救われる! 笑
占いレポ、おわり。
里朱生K