- SEP
- 23
- 2022
私が、雑賀の上司に会った訳。〜1年間のうっぷんを晴らす!〜
さて、通称「性格悪い男」サイガーマン(50歳)。
私の中の、彼への信頼度は「かなりマイナス寄りのゼロ」です。
その「信頼度がゼロ」の理由は、上司の平野さんと私との会話の中で、ブチかまされて行きますので、ここに「会談の模様」を記します。
初対面の平野さん(62歳)と私。
レストランで「初めまして」となり、席に着くか着かないかの時に、平野氏が言いました。
平野氏「雑賀さん、あんまり友達いないからね〜。僕で良かったのかな?」
※ 着席した私は、早速、平野氏が投げてくれた「本題」に、飛びつきます!!!
りずむ「そうなんです。お時間作っていただき恐縮です。雑賀さん、友達も居ないし、両親や兄弟とも疎遠ですし、結婚生活も女性関係も継続できず、良い形で分かれて無いので、良い人間関係を構築できてるのが平野さんだけなんです。
お付き合いして1年、私の両親や兄弟、仕事仲間や、ご近所さんたちには、雑賀さんを紹介できても、私は、雑賀さんを知ってる人に、ただの一人も会ってないんです。
平野さんとお仕事して10年。今回の転職でも平野さんと一緒に会社を移ったというお話なので、一度、平野さんにお会いしたいです!と無理を言って、申し訳ありません!!!!」
私は「今日の本題」を一気にまくし立てた。
その詳細は、この後、2時間かけて、じっくり紐解かれます。
平野さんはにっこりして、「すごいストレートでいいですね。(笑)」と言いながら、
ウェルカムドリンクのスパークリングワインを飲みながら話してくれました。
「そうですか、それは不安ですね。保険業会も特殊な業界ですし、分からない事も多いと思うけど、僕はもうずっと、朝から晩まで雑賀さんと一緒に居ますからね、色々、分かりますよ」
と、言いながら、まずは、
① 雑賀さんの「法人向けの保険の業務」の特殊性や、
② 雑賀さんの、会社の内外での「今の位置付け」と、
③ 雑賀さんの、今後の「近い将来の目標(展望)」について、
等々を、丁寧に話してくれました。
りずむ「雑賀さん、お仕事は好きじゃないですか?それはあんまり心配してないのですが、性格的な事が、、、」
平野氏「それは、そんなに簡単には、変わらないからね、、」
りずむ「そうなんです、だから、すごく頻繁に、警告してないと、都合の悪い事だけ、すぐ忘れるんですよね。」
平野氏「あぁ、それは、すごくありますね。好きな事だけ夢中になる、というか、それ以外は全部、忘れるみたいな所ありますね、、」
※ 会談のスタート時に、雑賀さんを高く評価し、擁護していた平野氏ですが、時間の経過と共に、10年間のうっぷんがポロポロと、出始めます。w
りずむ「外でカッコつけてるみたいだから、平野さんには、全部話している!と言ってるけど、どこまで話してるか?怪しいと思うんですよ。
そもそも、両親や弟たちと疎遠なのは、1回目の結婚で、奥様が妊活を頑張ってる時に、外(よそ)で子供作って、「授かり婚」とか言って2度目の結婚をしたじゃないですか?
その時点で、二人の弟たちは「人として、どうなんだ?」と兄を兄と認めなくなり疎遠に。
では「授かり婚」で幸せになったのか?と言ったら、結局、その女性とも、すぐ分かれちゃって、今現在、まだ中学生の息子にも全然会ってない有様。
ご両親は、もう2度も結婚してすぐ分かれてるから、彼女ができても、「もう連れてくるな!!」とうんざりしてる様子です。
平野氏「そうかぁ。僕はずっと言ってるけど、公私は混同すべき!!!と思うんだよね。」
プライベートが充実してる人は、仕事もできる、仕事できる人は、私生活も大切にしてる、と僕は思います。
だから、大いに公私は混同すべきだし、家族の話もめちゃめちゃ聞くし、こうやって、りずむさんに会うのも大切だし、これからも、幾らでも、誘いますし、コミュニケーションは取りすぎるくらい取った方がいい!!! そう思っています。
雑賀さんは、もう50歳だし、これは良かったんじゃないかな?今までブレーキを踏む人が周りに居なかったけど、こうやって、りずむさんに出会って、ブレーキを踏んでくれる人が現れて、すごく良かったんじゃないかな?
昔は「人生50年」と言ったものだから、今年50歳の雑賀さんは、「一度、死んだと思って、新しい人生をスタートする良い機会だと思うよ!!!」
⬆︎⬆︎⬆︎
1時間ほど前、「人はそんなに変われない」と言っていた平野氏ですが、雑賀の人生を一度「抹殺」して「生まれ変われ!」という意見に変わりました。笑。
この時点で、身長175センチの雑賀は、だいぶ小さく縮んで、身長135センチくらいになり、私と平野氏の間に、ただ座って、黙々とランチを食べていました。
「公私混同」を推奨する平野さんは、外でも「付き合い」という飲み会が多いけれど、その後、家に帰って、必ず、奥様が作ったご飯を食べて、奥様と飲み直す。
外で、どれだけ忙しくても「僕は、外で偉そうにしても、家に帰って、草むしりですよ、そうしないと、ご飯食べさせてもらえない!」と、、、
まさに「雑賀に煎じて飲ませるべきは、平野さんの爪の垢」って感じです。
りずむ「私は、今日、平野さんにお会いできて良かったから、白ワイン飲もうっと!」
平野氏「ワインは飲んでいいすが、まだ、お祝いしちゃダメですよ、雑賀さんは、これから頑張らないと!」
りずむ「そうなんですけど、まずは、平野さんに会えて、お話できた祝いです」
平野氏「これから、本当に頑張ってもらいましょう。実現可能な夢ばっかりですからね!」
りずむ「逆に言えば、私の夢が叶わなかったら、頑張ってない、って事ですね?だって、頑張ればできる事なんだから?」
雑賀「おっしゃる通りでございます」 ⬅︎超絶、小声。
平野さんとお話できて、すごく良かったです。
雑賀さんも、よく話す方だけど、やっぱり「自分の都合の良い事だけ話す」という傾向にあるし、
何より「雑賀の愚痴(悪口)」を共有できる仲間ができたのが良かったです。笑
平野氏「退路を断つ。という事も大事だと思うから、雑賀さんは、一緒になる覚悟を決める!!!というのもいいと思いますよ。」
りずむ「そうなんですけど、私が彼を信頼できてないから、まだ逃げ道が欲しいんですよね。まだ、ちょっと時間がかかります。」笑
という事で、これから、まだまだ信頼を構築している最中ですが、末長く一緒に、暮らしていけますように、と祈る思いです。
めでたしめでたし、Happily Ever After となりますように。
みんなも、祈って行くてくださいませ。
つづく。⬅︎つづきますように。w
りずむK