- MAY
- 19
- 2023
「お役所仕事」の中で、素晴らしいのは「消費生活センター」
今日は「消費生活センター」のお話。
昨年から、「微塵も痩せない痩せ薬」と呼んでいる、ダイエットサプリをあれこれ取っ替え引っ替え買って、ダメ元で飲んでいる。
１個、買ってしまうと、次々に、「これで痩せます！」というサプリや、ダイエット器具の広告ばっかり、延々と出てきて、私を誘惑してくる。
１グラムたりとも痩せてないけど、１個のサプリを３ヶ月くらい続けてはやめ、を繰り返している。
何度もネット購入すると、もう慣れたもので、大抵こんな感じ。
① 初回は「特別価格」で大安売り
② 買ったと同時に「定期購入」になってしまっている
③ 「解約」ばっかり、やたら面倒な手順がある。
※ なんにせよ、痩せないから「解約」したがるんだろうし、なんにせよ「自信がない」から、解約の手続きが入り組んでいるのであろう。
今まで、面倒な事はあっても「悪質」と思うものは無かったけれど、今回のは悪質でした。
悪① 電話は絶対に繋がらない
「オペレーターが応対します。」という記載のある電話番号はあるものの、自動音声の案内のみで、
「解約」を選択すると、メールで「こちらから手続きしてください（URL)」が送られてくる。
悪② 面倒な解約
記入するところがやたら多くて、面倒くさい。
極悪③ 同意事項が多い
※ 納得できない事に「同意」しないと、解約フォームを送信できない。
今回、一番、納得できないものは、
「初回のみ購入の方は、本来の価格との差額を支払い、プラス手通料の支払いに応じる。」にチェックを入れないと、解約フォームが送信できない。
⇧ これは絶対におかしいし、どうやっても、それを回避できないので「消費生活センター」に相談。
ギャラリー）悪質サイトのスクショ保存
「消費生活センター」は、２０年くらい前に、私は、一度も見たことがない「アダルトサイト」の閲覧料金の高額請求がきて、放っておいたら、脅しの電話がバンバン来た時にお世話になった。
当時も、しっかりしたサポートと、適切なアドバイスに感心したけれど、今回、改めて感嘆。
今や、ネット通販とか、悪質商法の事例が多すぎて、なかなか電話が繋がらなかったけれど、一度、繋がったら「鉄壁の守り」という感じです。
① 個別の聞き取り
電話に出た、担当の人が「初回」という事で、１から話を、じっくり聞く。
② サイトをチェック
電話しながら、すでにサイトを見てくれて、「文言が正しいか？」とか、「解約の方法」についても、「相手の落ち度」について、詳しくサイトをチェック。
③ アフターケア
「あれこれやってみて、頑張れ！」とか言って突き放すのではなく、業者側に、出すべきメールの文言を指摘し、送信するまでつきあう（１時間半とか）。
その後、返事か帰ってきたら、明日以降また、電話で相談。という事で、その間に、電話に出た、担当の方が、この「業者（会社）」についても調べてくれる、、、、等々。
本当に、時間も、知力も、労力も使って、親切丁寧なサポートでびっくりします。
今回の場合は、
「いつでも解約OK」とか、
その周辺に記載されてるべき「初回のみで解約の場合は、正規の値段の差額を支払う」などの記載がどこにもないのに、解約になったら請求してくる、とか
「１０日間の返金保証制度」という文字があるのに、その手続をする方法がどこにも無い、、、
とか、あれこれ悪質なので、突っ込むところはたくさんあるみたいです。
まぁ、これを期に、あれこれ「微塵も痩せない、痩せ薬」をポチってしまうのを辞めたいと思います。笑
ネットトラブル、悪質商法に出会った時は、「消費生活センター」にぜひ頼ってください。
諸々色々、ダメダメなお役所仕事の中では、秀逸！！！というより、
無料なのに「本当に国民のため」になっている稀少な部署です。
ありがとうございます。
りずむK