日々の事、犬の事、絵日記とか、たまに、ライブについて、とか、思いのままに書きたいと思います
三日坊主のつもりで始めた絵日記、いつの間にか、4年目に突入です
何卒、なにとぞ  りずむK

  • MAR
  • 14
  • 2020

「タップダンスの母、イベットグローバー逝く」

...

私、
イベット、
妹の桜
@ドイツ 


 

語り尽くせない想いがあります。 

私を、タップダンサーとして以上に「人間」として、育ててくれた人。

バスターブラウンと、イベットグローバー。

バスターは、タップダンスのマスターのおじいちゃんの一人で、すでに、私が、日本で癌を患ってる間に、亡くなりました。

そして、今回の、イベットの訃報です。 


 

イベット グローバーは、シンガーであると同時に、

世界ナンバーワンのタップダンサー「セイビアン グローバー」の母です。

そして、名実共に「世界のタップダンサーの母」です。


 

〜私は、どんな風に、彼女と関わってきたか?〜

1)NYで、イベットのライブがあると、歌を聞きに行く。

2)本番中イベットが、会場にタップダンサーの姿を見つける

3)ライブ中に、突然「名指し」で呼ばれる (怒鳴る)笑

4) ” Rhythm !!!  Put your shoes on !!  and come on up ”  

 「りずむ!!!タップシューズを履いて出てきて1曲、踊りなさい!!!!」 (ヒィ、、)

5)ここで「靴を持って無い」とか言おうもんならば、、、鬼の「説教」です。(笑)←大迫力。


 

イベット曰く、

” My son grew up as a tap dancer,  given the opportunities by a lot of people ” 

「私の息子は、多くの人々にチャンスを与えられて、育ってきた。」

” all tap dancers  are my sons and daughters , so I do this to  tap dancers just as my son was given the opportunities ,”  

「タップダンサーたちは、私の息子、娘、同然。だから私は、私の息子が、してもらって様に、あなた達に、こうするのよ。」

と、いつも言っていたイベットのライブでは、

必ず、彼女の隣に、タップの板が一枚、置いてある。

そして、イベットは会場にタップダンサーの姿を見つけると、ステージに呼び入れて、

NYの、一流のミュージシャンの演奏で、

目と耳のこえたオーディエンスの前で、

踊るチャンスを、与える。 

それが、イベットが私に与えてくれた「愛」です。 


 

これは「誰がやっても良い」と言う訳じゃ無いです。

バスターやイベット、と言うホストの「大きな器」があるからこそ!!!です。 

通常なら「ヘタクソが出てきて、発表会みたいになった」とか、

「ライブやイベントの質が下がって、最悪、、」となりがちですが、 (日本だったら、確実にそうなる)

そんな風にならずに、ホストの大きな愛と、広大な器があってこそ、

「未熟な奴の出没も、エンターテインメントの一部」として、お客も楽しめる会場の空気を作りあげる。 

それが、バスターやイベットの「人間の育て方」です。

アメリカの大地の様に大きく、深い「イベットの家族愛」に包まれて、私は育ちました。 


 

本当に、写真をちっとも撮らないし、全く、残してない私ですが、

なんでも取っておく、うちの母上が、「奇跡の一枚」を取って置いてくれました。

1)ドイツ(ストっトガルト)での「タップダンスフェス」に、私がダンサー&インストラクターとして招かれた時、

2)その時の、コンサートのホスト(司会)がイベットでした。

3)世界の裏側まで、私を追いかける、うちの母上が、ドイツまでやって来た。

4)妹の桜も、ヨーロッパに行ってみたかったらしく、参戦(お珍しいw)

写真)私、イベット、妹の桜 

撮影) うちの母上 

りずむ、イベット、桜
@ドイツ フェス 


 

イベットと私の母は、互いに、

「ウチのりずむがお世話になっています」と言い合い、

その両方を、私が通訳をする、と言う、

おかしいけど、暖かく、優しい時間と空間でした。 

本当に、娘の様に可愛がってもらい、

イベットと過ごした時間は、

タップダンスの事、以上に、

生活の事や、様々な悩み、

いろいろな話をして、

たくさん聞いてもらい、

たくさん叱ってもらい、

ダンスや音楽以上に、人間として、多くの事を学んだ時間です。


 

イベットグローバー.

最高に大きくて、最高に素敵な女性で、最高に愛情に溢れた女性でした。 

ありがとうイベット。

ずっと、見ていてくれてるのは、解ってるので、

これからも、見ていてください。

また、たくさん、叱ってください。 

あい らぶ ゆー

Rhythm K.   


 

PS もう1枚の「奇跡の一枚」を発見。 

割と、誰とも写真を撮りたがらない私ですが、

流石に、人生初のソロを踊った、NYのナショナルタップデーでの1枚。

セイビアンに「写真撮ってください」と頼んだらしく、こんなのがありました。(終演後の楽屋)

その年のタップデーは、セイビアンと、グレゴリーハインズをフィーチャーし、司会がダイアンでした。

そこで、怖いもの知らずの私が「ビギナーズラック」で手に入れた、ソロの枠で出演、、、みたいな。 (怖いよ!!!)

25歳のりずむと
世界のセイビアン グローバー 
@ ナショナルタップデーの終演後。  


 

この時の記憶は、セイビアンがどう、とか

他の出演者が、グレゴリーとか、ジミーとか、

司会が ダイアンとか、、、

より 何よりも、

「人生初の、ソロを踊る」と言う事に、震え上がってた記憶しか無いです。

※ 人生初のソロが、NYのナショナルタップデーと言うのも、怖すぎ。

新聞に「アメリカのタップの祭典に、日本人、大抜擢」とか書かれちゃって。笑 

新聞 ) バイ なんでも 取っておく 母上。  

なんでも取っておく母上。 
(写真の真ん中が 私です) 


 

こうやって、たくさんの機会をもらって、育った訳です。

それを? 

今度は? 

私が? 

やらないと????

違います!!!ダメです!!!

ほら、さっき、ちゃんと書いたみたいに、

「ホストの器」がデカく無いと、ダメだからね、それは、、。笑

ただ、、、

ずっとバスターも、イベットも「見てるよ〜」って事は解ってるので、

なんかしらの形で、生きてる限り「表現」してく事は、しないといけない気はしています。 

育ててもらったから。

りずむK 

love you, always

XOXO

Rhythm K.