- MAR
- 20
- 2018
「ピアノばぁ」の悪夢〜超絶怒涛とは、まさにコレ〜
モゥ「そんな事、ありますか???」って感じ。
悪夢1)ステージの高さが地上5メートル。
ポリちゃんと私で、「今日、高いね。」「うん高いね」とか言ってるけど、
「それは大した事ない」と言う口ぶり。
悪夢2)タップの板(ステージの幅)が平均台の細さ。
タップシューズのつま先もかかとも、舞台からはみ出ちゃってるけど、そのことにはポリも私も触れないから、「いつもだよね?」って事らしい。
悪夢3)ライブの開始に際し「ベースいない?」と気づく。
あれ?ベース居なくない?今日、ベース誰だっけ?などの会話。
ベースプレイヤーが居ないだけでなく、
組み立て式の「ベース」がバラバラのパーツで置いてある。
(なんだ?組み立て式のベースって???)
本当の「悪夢」はここからです!!!!
悪夢4)カウントしても誰も入ってこない。
まず最初に入るはずの、ピアノが入って来ない。
カウントしても、カウントしても、バンドが誰一人、入ってこない。
後ろを振り向くと、ピアノの光恵が、組み立て式のベースを組み立てている。
いいから!! ベース、組み立てないで!!
悪夢の真打) ピアノの席に、バァ(母)が座ってる。
光恵は、なぜか、黙々とベースを組み立てている。
ピアノの椅子には、ばぁ(母)が座っている。
「今日のピアノ、ばぁ(母)????」と言う恐怖。
りずむ)「入ってよ!」
ばぁ) 「ちょっと、もう1回、やってちょうだい」
りずむ)「好きなとこでいいから、もう入ってよ!!」
ばぁ) 「カウント、もう1回、ちょうだいよ。はい、タップから。」
りずむ) 「カウントしても、入れないじゃん!!!」
ばぁ) 「次はできるのよ!!!!」
モゥ、この時点で、こんなピアノ、絶対ヤダ!!!!
(「はい、タップから、もう1回。」とか、うるさいw)
モゥ、すごいグダグダしちゃって嫌だし、
やっぱりステージが高すぎて、怖くて動けない。
ここは、1回、仕切り直そう。
りずむ) 「すみません、やっぱステージ高すぎて怖いので、下げてください」
ばぁ)「じゃあ、みなさん、お願いしまーす。」
みなさん?????? 「みなさん」ってなに????
「ばぁの手下」のパートのおばちゃんが、ゾロゾロ出てきて、あぁでもない、こうでもない、と言いながら、ステージの高さを変えるのに四苦八苦。
(スーパーのレジのおばちゃん50人、って感じ)
(そんなスタッフも絶対に嫌だ。)
お客さんが、怒り始めてしまったので、
ばぁに「何か弾いてて!」と頼んだらば、
ばぁ)「私、あの曲やりたいの、あの曲。」
りずむ)「なんでもいいから早く!!!」
ばぁ) 「なんだったかしら?私がやりたい曲?」
りずむ) 「知らないよ! 曲名が思い出せなくてもいいから弾いて!」
ばぁ) 「じゃあ、アレ、やりたいわ。アレ」
りずむ) 「どれ?」
ばぁ) 「幕が開き始めたら、ピアノが聞こえてくる、みたいな?」
モゥ、一刻も早く「グダグダ」から脱却したいから、
私とポリで、1回、幕を閉めて、手動で、開ける。
りずむ)「弾かないじゃん!!!!!!!!!!」
わざわざ、要望に答えたのに、まだ「思い出せない曲名」のことを考えていて、ピアノを弾かない。
ばぁは、1個も、言うことを聞かないし、
その後、延々と「ピアノばぁの悪夢」は続き、
光恵はベースを組み立て続け、
私とぽりは、その間、ずっと「立っている足場(タップの板)が、平均台の細さ」な事も手伝って、
目が覚めた時は、冷や汗で、汗だく。
完全に、疲れました。
強いて言えば「この悪夢以上に、悪いことは起こらない」と言うのが、良いニュースです。
りずむK