- MAY
- 14
- 2020
4時半に登る、朝日を見に行く。〜老人アスリートの領域〜
1ヶ月半の間、1歩も家から出なかった後、
「まずい、本当に病気になりそう」と思い、
5月2日から、1時間だけ、家を出る事にした。
(5月1日は雨だったから)
1)5月2日、朝5時に出発。
2)清々しい空気を吸引
なんか、窒息気味だったので、すごくホッとしたりして。
3)と、思ったのも束の間、GWのせいもあるのか? 5時から、張り切ったジョギングとヲーキングの面々に遭遇
みんな、外の空気を吸いたいし、運動したい人もいるし、しょうがない。
4)それでも、早朝だし、車道もガラガラなので、道路の真ん中を歩いたりして、なんとかソーシャルディスタンスを保つ
2メートルと言わず、有に5メートル以上はあけて、人とすれ違う。
でも、基本的には、100メートル先に「ヒューマン」の姿が見えたら、こちらが、角を曲がる。
5)みなとみらい(海沿い)まで行ってしまうと、もう、避けきれないジョギングの多さ
歩く人も、走る人も、海沿いは気持ち良いのであろう。
歩く犬も、走る犬も、海沿いに行きたいもんね。
そこまで行っちゃうと、もう、避けきれないからダメだ!!
と海沿いの手前でUターンすることにした。
しょがないね!「自粛」とは、
行きたい所に、行き放題、
会いたい人に、会い放題、
やりたいことを、やり放題の、ではない。
翌日から4時半の出発にしました。
「5時になったらUターン」と決めたけど、
5時を過ぎると、「復路」はどんどん人が出てきます。
「往路」の4時台は流石に、歩道も車道も、ほぼ「ノーヒューマン」で歩けます。
1回、「近場の野毛山公園にするか?」と思ったらば、
1)野毛山公園は、歩道がそんなに広くない
公園内の、道幅が1メートルとかで、人とすれ違う時に、距離を保てない
2)4時台から、アスリート老人で賑わう(笑)
そうだった!!! 老人の朝は早い!
特に、ジョギングとか、体操とか、太極拳とか、後ろ向き走り(←意外と多いw)とか、等々の、「日課」に精を出す老人の朝は、とても早い。
4時台から、なかなかの人数が、運動に励んでいる。
そういえば、そもそも朝方のうちの父も、若い頃から、朝5時にベースを弾いたりしてたが、60歳を過ぎた頃からは、朝の3時にベースを弾き始めたりして、どんどん朝が早くなって、
「それは、朝なの??」と言う時間になってきた事を思い出した。笑
私も、だいぶ、時間だけは「老人アスリート」の領域に来ています。
まぁ、そんな訳で、野毛山公園はやめて、広い道、広い道を選んで歩き、海の手前で引き返す、と言う感じになりました。
本当に5時を過ぎると、どんどん人が出てくるので、観覧車の時計が5時になったらUターンです。
朝の空気を吸える事が大事。(その他は自粛)
通常、6時台に山下公園とか、象の鼻とか、横浜公園に行く理由は、会いたい人と、会いたい犬がいて
会ったら、井戸端、会議をして(ワイワイして)
人も犬も、それが楽しくて、張り切って行くのだけど、
依然として「ノーヒューマン、ノードック」なので、
私も、我が子も「あんまり盛り上がらないね。さっさと帰って、ご飯食べようぜ」と、サッサか帰路につく。w
でも、自分がやりたい事を全部やってたら、パチンコ行く人とか、県をまたいで旅行しちゃう人を責められない、と思う。
ここ大事、と思うんです。
ストレスの解消の仕方は、人それぞれ。
パチンコが悪くて、遊園地が良い訳じゃない。
ジョギングが悪くて、お散歩が良い訳じゃない。
会食が悪くて、「井戸端会議」が良い訳じゃない。
みんなが、みんな、我慢できる事を我慢しないと、
人を責めてても、コロナ、終わらないよ。
そして、人が死んでいる。多くの人が命を落としている。
今朝、28歳の力士の訃報を聞き、「どんなに無念だったか?」と、思わずにはいられない。
29歳の時、癌で死ぬはずだった私は、まだ生きているけれども、やりたい事も、夢も、まだまだたくさんある時に、死に直面する事は、どれほど悔しくて、どれほど無念か、、、を少しだけ、知っている。
だから、私は、人の命を守るために、家にいる。
と、繰り返し、自分に言ってみる。
りずむK