- MAY
- 18
- 2017
「私の値段」パート② ←まだ、あるのか?
やれやれ、また眠れないし、
「芋づる式」に余計な事ばっかり、思い出すし。
ずっと前から、諸先輩がたからは、
「自分の値段っていうのは、ちゃんと決めておいた方がいいよ。」と言われていた。
※ じゃあ、「自分の値段」は決まったのか?というと
※ やっぱり、難しい。
※ 相変わらず、「交通費のみ」でも、行くものは行くし、
※ 「友情出演」は「友情出演」だし、
※ 「チャリティー」は「チャリティー」だし、
最初からちゃんと話ができて入れば、
「板の往復の運賃(絶対必要な経費)だけ出してくれれば行くよー。」です。
※ じゃあ、板の往復とは、いくらなのか?というと
※ 板に「ばん!」と宅配便の伝票を貼り付けて
※ 宅配で送ってしまうので ←雑。
※ 片道 三千円〜四千円です。
※ 車を手配したり、ドライバーを手配したりすると大変なので、
一人だったらば「身軽」だし「気軽」です。
本当にさっきまで、完全に忘れてたけど
「ホテルビーナス」の乱には、まだ続きがあります。
※ 映画が、出来上がる。
※ まず「映画会社の偉い方達」が見るらしい。
※ そのパーティで、1曲踊って欲しい、と
※ もう、ここは完全に、監督は関係ないです。
※ 「制作会社」がやってる事だと思う。
※ 全然、知らない人から、連絡がきて
※ 「これこれのパーティがあるので、1曲踊っていただけませんか?」と
で、この「営業」の値段は「1曲踊って10万円。」です
※ とても、妥当です。
※ 「営業」としては、超妥当だと思います。
※ 「お任せ」で「劇中歌」とか上手く使って、お願いします、と。
その会場で「因縁の再会」。w
※ 誰を呼ぶのが良いのか?解らなかった担当の人
※ 私と「先生」を両方、呼んだし、
※ 私も「また、あんたか?」と思ったけれど、
※ 彼も「また、お前か?」と思ったに違いない。
そして担当の人
「まず先生に1曲お願いして、その後にりずむさんでお願いします」と。
※ それ以前に、草薙さんが、突如、現れ、
※ 「配給会社の人」に挨拶の言葉を述べ、
※ 私に一言「頑張って」と言い残し、
※ スーパーアイドルは、矢の如く、去っていった。
※ 忙しいわぁ〜、日本一のアイドル!!!
その間に「先生」は踊ってるはず、なんだけど、見たらば「踊ってない!」。
※ なんか「曲」は流れてるんだけども、
※ 舞台のヘリに、腰掛けて
※ 「空を見上げる」的な芝居(らしきもの)をしている、、、
「。。。。。。。。」
※ そして「会社の偉い方」たちは、それを見てるのか?というと
※ 「シーン」とした後で、
※ 雑談したり、若干、イラついてる空気すら、漂う。
「ちょっとぉ、最後くらい、いいパス出してよ〜ぅ。」
※ 「マイナス」からの、スタート、非常にやりにくいんですけども、
※ 「先生」の芝居(ダンス)が終わり、私です。
あ、私「ピアノ連れて」行きました。
※ 「劇中の曲で」という、要望だったので、
※ その中で選んで、踊りやすいアレンジ考えて、
※ 「ピアノあります」というならば
※ 「ピアノは連れて行く」に決まってる。
※ そして「マイナス」からのスタートなので
ごめん「1分くらい、いい感じで弾いてて」と「空気の巻き返し」も押し付ける。w ←ナマの強みです。
やっと「本題」にたどり着いたけども、
こうやって「人を巻き込む」(人をつかう)となると、自ずと値段は決まってきます。
※ 1回くらい、スタジオに入る、とか
※ 選曲とか、アレンジの相談、とか
※ 「作ったら作った」で、本番に向け、
※ その1回の為だけの曲の練習、とか
※ 「スタジオ代」とか
※ 「アーティストへのギャラ(労働への報酬)」とか
「諸経費」とそれ以上に「ちゃんとしたアーティストへの労働報酬」を考慮すると、自ずと「この営業1本、10万円」は妥当。
※ お願いしたのは「ピアノ一人」だし「1曲」だし、です。
となります。
そんな訳で「リーダーバンド」も何年もやったらば、
「自分の値段」は相変わらず「?」でも、
「バンドの1本の営業の値段」は自然に確定していた。
※ まず、メンバーが6人いるコト、
※ そして「音ストレス」がイヤだから、PA(音響)乗り込みで行くコト、
※ タップ3人いるから「板1枚」という訳には行かないので、
※ 板の枚数も決まってれば、
※ 車のサイズも決まるし、
※ 車とドライバーの手配と、金額も決まる。
「7人の職人と雑費で、この値段じゃないと、このバンドは動けないです」というコトが、非常に明確になる。
更に「自分たちのライブ」では、いくら「満席」にしても、みんなに、そんなに払えない。
※ 集客の為に「宣伝」とか(宣伝費)
※ リハも、意外と、やるので「スタジオ代」とか
※ みんなで、音楽スタジオにこもったらば
※ 「遊んだり」「ジャムったり」の時間も、
※ 何かを、生み出すには、とても大事なので
※ 長々、スタジオにこもり、
※ リハと言う名前の「遊ぶ時間」で「スタジオ代」も浪費するし、
※ その「浪費」をケチると、いいものは出来ないし、
という訳で「自分たちのライブ」の時は、
満席にしても、みんなの「労力への対価」は、ほぼほぼ「申し訳程度」なので、
「営業の時、みんなに払わずして、いつ払う?」となる。
※ 故に、営業の値段は「確定」するし
※「動かない」し
※ 「動かざるコト山のごとし」となる。
「人に払う」ってなったら、明確になるんだなぁ、、と。
※ 「あのババァ、金にうるさいわぁ〜」と言われようが、
※ 「我が民」の人権を守る為には、立ち上がる「王様」の気分。
※ 随分「貧困」な「王国」だけど、w。
こうなると、2パターン人が、出て来ます。
1)「自分の値段」を、明確に、決めてる人。
2)「むやみに」漬け込む人。
※ どっちとも「瞬時」に解ってしまうんだよね、、
〜「前者」は〜
※ 「真面目で、しっかりして」いて、
※ 「このくらいの依頼」だったらば、
※ 「私は、この仕事に、この位の時間と労力を費やす」と、
※ きちんと「計算できる」職人。
「自分の性格と能力」を、しっかりと把握していて「明朗会計」的な「報酬の要望」を出せる人。
〜後者は〜
※ 「前者」を見て
※ 「この人、言えば、払うんだぁ」と
※ 「俺も、お金ちょうだい」くらいの感じで、言ってくる
※ 「人をバカにしてる」故に「自分がバカ」タイプです。
※ そういう人は、もれなく、間も無く、クビになります。w という
むやみに、なんの根拠もなく、金額を提示して要求する「人に漬け込み」タイプです。
悲しいコトに、どっちの気持ちも解っちゃうし、
そして、私は晩年どうなったか?というと ←もう「晩年」扱いw。
〜ここに「タイプ3」が出現。〜
※ 「ベテラン」ばっかりに囲まれる様になる。
※ 年齢もベテランならば、
※ 「腕」は、当然、ベテランだし
※ ある程度、一通り「やって来た」ので、
※ 「好きな仕事」を「選んでやってる人」ばっかり。
※ そういう人は、どうか?というと
「いいんだよ、俺らは、楽しければ」と、言う。
※ めちゃめちゃ、誰よりも、真剣だけどね、
※ そして「熱い!」w。
※ 「楽しいから、いい」と言ってくれる人が集まる
※ そうなると、私はより一層「交渉」を頑張る、
※ 頑張らずにはいられない。
※ その交渉の結果が、仮に「1人1万円」であっても、
※ 「1人10万円」であっても
「交渉、頑張ってくれて、ありがとう」と言ってくれるし、
※ もう「お金のための仕事」も
※ 「やりたい仕事」も「やりたくない仕事」も
※ 「楽しい現場」も「楽しくない現場」も
※ 自分が自分のためにやりたい「リーダーバンド」も散々やって、
※ 自分がリーダーバンドやれば、リーダーの苦悩とか、嫌でも解ってるので
全部、色々やった上で、選んで好きなコトをやってるから、
「いいんだよ、俺らは、楽しければ」で解決する。
※ 私はリーダーのくせに「すっかり、大船に乗った」感じとなる。
※ 音楽的にも、完全に「大船」だしね。
※ それに慣れると「もう若い人、いいや〜」となってくるし、
※ 「若いは、稼ぎたいは」、と言うか
※ 「若いから、稼がないといけないわ」だし、
「また、いつか年を経て、好きなコトやれる様になった時、一緒にやろうね〜」と言う別れ方をする。w
なんだろう、この話?
あ、「自分の値段」の話だね。
結局、多分、いつまでも「自分の値段」は解らないだろうけども、
そして、自分が変わらなくても、周囲が変わるから、
周囲が変われば、自分の値段も、また変わるだろうしね。
でも、自分が「払う側」になってみると、
「この商品の値段は、、です。」と明確になるなぁ、と言う件。
「腕の良い職人に、常に恵まれてるね。」
と自他共に認めるので、
そこは、自ずと、そうなる。
※ そして「腕の良い職人」には、それに見合う「対価」が支払われるべきだと思う。
※ 悲しいことに、それが、あまり成されていないのが現実。
りずむK
PS この前テレビで
「1つの話をするのに、あちこち、寄り道をする人」は、認知症になりやすい、って。
私です。
ソレは、確実に私です。
更年期の次、認知症の心配かぁ、、、。
はぁ、、、、、、、。