- MAY
- 9
- 2016
SNS「言葉の暴力」と「無言の暴力」
昨日の「東京女子医大」の「斬新すぎるランチ」にコメントを残した人がいます。
りずむさん、お元気ですか。中村天風先生の言葉贈ります。「どんな些細なことでも感謝を先にして喜びで迎えたなら、黄金花咲く爛漫たる喜びの世界になる。」
だそうです。
それ以前に、昨日、入院してから、もう既に、数え切れない程、辛い事、酷い事がありました。
でも、もう、慣れました。この病院が患者の事を「人」だと思っていない事に。
とても、悲しい気持ちになるけど、先生と看護師と、会った人、みんなに、
「みなさんも、ウザい患者だと思いますけど、私も一刻も早く、ここを出たいです。そして、二度と、帰って来たくないです。
だから、もう帰って来なくていい様に、全部、機械をとったら、機械の通り道も、とことん洗浄して、ばい菌が残らない様にして、
「最後だけは、本当に良いお仕事をして下さった」と思える様に、お願いします」
もう、私は、「先生たちも、こんな信用できない、機械は使いたくない!!!」と、思わず言ってしまう機械をを体に入れられる、実験台にもなったし、
「DBSで目のジストニアが治った人、いないんだよねぇ。」と呟いてしまった先生に、
「じゃあ、なんで、頭蓋骨を削ってまでそれをやったの?」と愕然としながらも、
「でも、信用できない機械での、DBSはカウントに入らないんじゃないですか?」と前向きに答えてみたり、
十分に、自分の体をと心を痛めつけて、「実験台」になったのではないでしょうか?
もう、来ないし、お忙しい先生たちの邪魔にもならない為にも「これで最後になる様な、きちんとしたお仕事をお願いします」
と、お話ししました。
その後に届いた、このコメント。
SNSは、私もとても、お世話になっています。
自分の苦しさとか、悲しさとか、心の中の「膿」を吐き出す事で、
そして、それを読んでくださる方がいる事で、
なんとか、この1年半、乗り切ってきたと思うし、
今日も、なんとか乗り切って、
みんなに「ただいま!!!」って元気に言える事を目標に、している。
みたいな。
そうやって、お世話になってるからこそ、
「いいね!」とか押してるけど、「この人、読んでないな?」とか
「コメントする(自分が言いたい事を、言う)なら、せめて読めよ!!!」とか
「いや、自分の言いたい事は、自分のブログで言えよ!!」とか、
思ったりする事も多々あります。
不思議と、色々、解るんです。
SNSに、頼って、生きて来たからこそ、多分、そこから読み取れる事も多い。
そんな中での、昨日の
「ありがたく、頂戴すべき」という意味であろう、コメントは、スルーできなかった。
※ 1年半の間に、胸と頭を、何回、切ったのか?(5回?6回?)
※ ペースメーカーが故障しても、先生たちに「機械は壊れるもの」と、当たり前の様に、言われ
※ 傷口から感染しても「機械が体に入ってると、感染はつきもの」だから「不運というしかないですね」と言われても
※ 私の体に先生が入れたペースメーカーを、その先生自身が「俺らだって、こんな、信用できない、機械、使いたくないよ!!!」と言われても
※ そして、極め付けが、頭蓋骨を削って、両胸を切ってまでやった、オペを「DBSで目のジストニアが治った人、いないんですよね」と言われて、愕然としても。。
それでも「もう、これで、最後」と思って、
「東京女子医大の楽しい所、良い所、探そう!!!」って思っても、なかなか難しいけど、
「面白すぎるランチ」が出てきたから、
「斬新すぎるランチ、出ましたぁ!!!」笑!!!
って、
最後の残った力で「ジョークに変える」しかない、という気持ちが伝わらなくて、残念です。
と、言うしかなかった。
多分
「世界には、食べれない人もいる。毎日、お腹いっぱい食べれるだけで、ありがたいじゃないですか?感謝して、頂いてはどうですか?」
という、有難いお言葉なのだろう、と理解はできるけれど、
その「有難いお言葉」は時として「暴力」になり得る。
正直に言うと、見た瞬間の、気持ちは
「やかましぃぃわぁあああああああ!!!!!(怒)」です。
そう、思わずには、いられなかった。
それとは別に、こうやって、私が悲しい思いをしている事で、
本当に心配をかけている、両親や、友達にも、私と同じ様に、辛く、悲しい思いをさせて、しまっているんだろうなぁ、、。ごめんね、、、。
と、このコメントを見て、なぜか、思いました。
そして、本当に私の事を、思ってくださる方、心配で眠れない両親のためにも、今度こそ、「元気になって帰る!!!」と強く思いました。
りずむK
PS ちなみに、これも「ジョーク」です。
緊急入院だから、1泊3万円の部屋しかなくて、止むを得ず、この部屋。
1泊3万円も、凄いけど(そして、あの料理w)、
「老朽化で、窓が閉まらなくて、寒い!!!」(涙)
「ガムテープで、隙間を塞ぐ、3万円の部屋、凄いですね!!!」と言って、
一生懸命、ガムテープを貼ってる、看護師さんと、笑いましたよ。
そうやって、笑うしか、ないじゃないですか?
ばい菌の感染が「脳まで広がる、恐ろしさ」を考えたら、窓のガムテープくらい、笑うしかないじゃないですか? 笑!!!!
笑って、今日のオペを乗り切って、早く帰る!!!!!!