- JUN
- 6
- 2017
真夜中の[外科医あるある]。〜「傷を見て、人を見ず」〜
昨年の五月に、ペースメーカーその他諸々の全摘出オペをやって、丸1年以上が経過しました。
〜外科医的な「一般的なオペの傷に対する意見」〜
※ オペから1ヶ月もしたらば、もう「開く」という事は無い。とか
※ 傷口から、ばい菌が入ったりもしないから、何やっても良いよ。とか
※ 頭の傷もしかり、なので、パーマだろうがカラーだろうが、どうぞどうぞ。とか
そして「最大の外科医あるある」は、
「自分、或いは同業者がやったオペの傷、褒めがち」
※ 傷口綺麗だわぁ〜、とか
※ 俺、こんなん、できないわ〜、とか
※ ヤベェ、綺麗。←「綺麗」と思った傷口にうっとり、とか (変態と呼ばれてもしょうがないね)
瞼の上下を切って、目の上も下もパンパンに腫れてる時にも
「傷口、綺麗ですね〜」と自分がやったオペの傷を賞賛。
※ 目が腫れすぎてて、なんだか解らん!!!というのが、一般人の意見。
※ 言いたきゃ、言っても良いけども、
「木を見て森を見ず」に似た言葉で、
「傷を見て人を見ず」って感じです。
散々、女子医大の彼らが「綺麗」と自画自賛した傷跡。
「1ヶ月経過したら、もうなんでも平気」のはずが、
丸1年経過しても、たまに「ブチッ!!!」という音を立てて、何かが破裂する。
左の脇の下は、8回くらい、切ったり縫ったりしているので、なんか複雑に筋肉が癒着してると思う。
膨らんできたり「ブチッ!!」と言って、何かが切れてみたり。
「ずいぶん、綺麗です事」おほほ。って感じ。
傷が引き連れてるから、傷の上に「おっぱい」みたいなのがある。
ちなみに、これが右の脇の下です。
2回しか切ってないから「綺麗」と言っても良い。(当社比)
ペースメーカーを入れる時と出すときの、2回しか切ってない。
また膨らんできたし、多分、もうすぐ「ブチっ」て言うし、
1年経ってなお、傷口がビリビリしたり、ピリピリ痛い。
ずいぶんと「キレイ」だな!!
けっ!!!!
りずむK