ガチなグローブとサポーター　

「どうにかして人生を好転させたい。」という想い。

若い頃から、かなり無趣味な私。

「ダンスばっかり」、とか「仕事ばっかり」とか、そればっかりが好きで。

舞台に立つことを夢見てがんばるとか、

ライブに生き甲斐を感じるとか、

でも、もはや、そうでなくても「生きてる意味」を見つけないといけない。

ほんとは「仕事（労働）」ができるのが一番いい。

働くのが好きだ。

でも、目が見えたり見えなかったり、

目が痙攣してる時は、頭ももやもやして「砂嵐（しゃーっ）ていう音がして」何も耳に入ってこない。

１日のうちの、3分の１くらいしか、見えてる時がない。

「仕事（社会）」ってそんなに甘くない。

今日は目が開かないとか、

今日は、足が痛いとか、

あれこれ調子悪い言い訳が通るわけでもない。　

以前にできていた、居酒屋のバイトも、今の足ではもうできない。

この３年間で、三人の知り合いが「キックボクシング」を始めた。

三人ともすごく楽しそうだし、私もやってみたい！と思えた。

何か「やってみたい」と思える事はすごくいいことだ。

急に趣味を見つけるのがすごく難しい中で、何かやってみたいという気持ちはすごく大切。

体験レッスンに行ってみた。

初めての体験、初めて人をパンチする「刺激」。

思わず、声をあげて笑ってしまった。

２度目の体験レッスンでは、初めて、パンチをミットで受けた。

５０年以上生きて、人に殴られる経験はそんなにないので、すごい衝撃だ。

組んだ相手は、４０キロあるかないかの、小柄で細身の女性だけれど、パンチを受けると、両腕にすごい衝撃がはしる。目が醒めるみたいな。

「すごく楽しい」と思った。

少し、生きてる感じがした。　

ですが！！！

２週目（５回目）ですでに、肩を負傷（涙！！！）

怪我、早くない？？？？？？？

ジムの会長にも、パートナーを組んでくれてた女性にも「上手上手」「筋がいい」とか言われ、

実際は、何もできてないのに、

多分、タップやってたから、足も手もすぐ出るだけで、「キックの飲み込みが早い」みたいに思われ　⬅︎実際はちがます（笑）

ジャブ、ストレート、ジャブ、フック、とか言われ

ジャブ、フック、アッパー、ミドル（キック）とか言われ、

ジャブ、フック、アッパー、スイッチ（キック）とか言われ、

遅い、遅い、遅い、遅い、リズムよく、とか言われ、

「待って、待って、待ってー、まだ３日目、早くない？」と思ってたら、

ちゃんと解ってないから、パンチ受けてるときに、めちゃ肩を痛めたジャーン。笑

※ 本来は、痛くないはずなのに、パンチ受ける時がびびってるから、変な角度でうけちゃって、肩を痛めました。

会長には「ごめん！りずむさんの異変に気づくのが遅くて、まじごめん、これからは痛くない方法でやっていこう」と言われました。

そうそう、もっと、すごーくゆっくりやりたいです。

また、タップみたいに、猛烈な勢いでやって、生き急ぐとかは無し！！！（涙）

肩の筋は、この５日でだいぶ痛めたので、しばらくは、人とは組まない形の、シャドーボクシングか、音楽に合わせるエアロビみたいな方法でやりたいです。

でも「少しだけ、生きてる気がした」を大事にしたい。

りずむK 

マメちゃんボクサー

キックボクシングはじめました