- JLY
- 30
- 2020
ファミリードラマ「this is us」を見て、落ち込む.〜「人生」と言うテーマは、ホラーより怖い題材かもしれない。〜
「見られる映画とかドラマ」がもの凄い限られてる私。
1)幼少期から、もともと「怖がり」だったり、
※ ホラーを初め、ちょっとでもお化けとか出てくるのNG
※ ちょっと、怖いCMとかもNG
2)そもそも「根暗」だったり、
※ 根暗だからこそ「明るさ」を求める。
※ 「悲劇」が苦手、
※ せめて、エンタメでは「常にハッピーエンド」を求める。
3)ソレから「ガンになったり」、
※ 癌になってからは、「闘病」系のドラマとか本が苦手に
※ 「余命、、、のなんちゃら」とかそう言うの、とても嫌い
※ 「病気と闘病」を出して、ドラマを盛り上げる形態が苦手に
※ 「病気」とかのアトラクションが無いと、人生が盛り上がりませんかね??? と 腹立たしくさえ思えて、楽しめない。
4)でも「癌はもう乗り越えたな」、と言う頃、ジストニアになったり(眼瞼痙攣)(目が開かない)
※ 今度は「物理的」に見れない、
※「アクション」とか、動きが多いのは無理。(目が追いつけない)
※ 今も、注射で、まあまあ、目が開いてる時はあるけど、基本的には、痙攣してるので、ほぼ「目を閉じなながら、会話を聞いてる」感じで見るドラマ、しか見れない。
※「アクション」と「カーチェイス」と「乱闘シーン」と、「派手なCG」で盛り上がる系は、ずっと目を閉じてるしか無い。←見どころゼロ。 笑
5)そして、この度の「コロナ渦」となり、
※ 面白いかな?と思ったら「ドラマにウイルス」が出てくるとか
※「生物兵器」出てくるとか
※「ウイルスと生物兵器」は、ドラマの中では、空調を伝ってばら撒かれがち、、とか
※ 今、家に24時間居て、このドラマを観てるのは、精神的に非常に良くない、とギブアップとか
※ 「今だからこそ」観ちゃう人も多いみたいで、その系列の、視聴ランキングは上がってるらしいけども、、、
↓ ↓ ↓ (私はずっと前に観たけど、今は無理)
ウイルス系列1)「ラストシップ」とか ←地球上にウイルスが蔓延して、人類が滅亡に向かうのを、その時、海に出てた「船」とその「船に乗ってた人(海軍と科学者?とか)が救う みたいなやつ
とりあえず「世界を救うのは、常にアメリカ」みたいな。
ウイルス系列2) 「24」のシーズン3とか?
「24」は基本が「テロ対策」の人が主人公だから、(カウンターテロユニット?)、テロと暴力の脅威は避けられないんだけども、
その上、今の時期に「生物兵器(ウイルス)」をばら撒かれる脅威、とかは、タイムリーすぎて、私はギブアップです。
その他、ソレに類似る「ウイルス系」多数です。
そんな訳で、常に、私の「検索ワード」は
1)コメディー
2)ハッピーエンド
で、絞った上に、
更に、「あらすじ」を読んだ時に、以下のワードがあったら、即効で「観れるリストから除外」され、
1)「闘病」「難病」などの病気のワード
2)「アクション」的な、動きの多そうなワード
3)ウイルス兵器 ←最新の除外ワード
兎にも角にも、どんどん「観れるモノ」が減っていく訳です。
※目が物理的に「見えない」問題と、
※「精神的に観れない」問題と、、
そして、大抵の場合「ファミリードラマ」&「ホームコメディ」みたいなジャンルのドラマに着地します。
でも、本当に面白いやつは、相当、見尽くしてしまったので、かなりつまらなくても「ゆる〜い」感じのを観てる(聞いてる)事が多い。
そんな中、最近これを見つけました。
「this is US」 (ファミリードラマ)
「心を揺さぶるファミリードラマ」とか
「暴力や、悲観的にな作品を続けて見た後、リフレッシュできる」とか
書いてあるし、エミー賞とか、色々な賞をとっていて、評価も高いから、
いいんじゃないか???
良さそう!!!!!
とか思って、観ちゃいました。
結果から言うと、
「ホラーより怖いかもしれない、一番ダメなやつかも」(涙)
※ 本当に、個人による、個人のための、個人でしかない感想です。
※ あんた、最終的に、なんでもダメじゃないの?って言う
〜「THIS IS US 」〜 について
※ 超絶、ざっくりですが、、
1)愛し合う「夫婦」が居て、三つ子が生まれる。
2)その「夫婦」と、三つ子ちゃんの「人生」
3)ドラマの描き方が独特で「親の人生」と「三つ子の人生」と、
4)その「親の人生」と「三つ子の人生」の、今と昔、過去と未来を、同時に観てる感じに描いている。
5)「過去」を観てる時は、親の親も出てくるし、親の幼少期も出てくるし、
6)家族全員の、今と昔、過去と未来が「何重にも、幾重にも、重なって描かれていて、ずっとデジャビュを観てる」かのようです。 ←多分、この辺の「脚本」とか描き方が素晴らしくて、評価されたんじゃないか?と (人々の心を揺さぶる?的な)
そう、多分「THIS IS US」は、
「人生について」のドラマです。
そして「人生」は、実は、多分「何よりも重いテーマ」です。
親も問題を抱え、三つ子も問題を抱え、親の親も問題を抱え、子供の子供も、問題を抱え、生きている。
具体的には、
1)「三つ子の兄弟の葛藤」とか
2)兄の、「僕は、かまってもらえない」葛藤とか
※ いつも、僕は、後回しだ、と思ってしまう孤独感とか
※ パパは、妹ばっかり観て、ママは、弟ばっかり観てる、と思ってしまう
3)妹の「おデブな私」葛藤とか ←とんでもなく太り過ぎ
※ 自分へのコンプレックスとか、
※ 更に、その「殻」に閉じこもる事とか、
※ しかも、ソレを、ずっと「克服」しない、過去も未来も、とか
4)弟の、「僕だけ、人と違う」葛藤とか
※ 人と違う「ユニーク」である事の問題。
※ 「出る杭が打たれる」とか
※ 「人種差別」問題とか
5)父の、「アルコール依存」問題とか
※ 親子に、引き続き、引き継がれる、酒、薬物、食べ物などなど、あらゆる「依存症」の問題とか、依存症に対峙する事とか
6)母と娘の「確執」問題とか、
※ ずっと「親に否定されてる」と思ってしまう事とか、
※ ずっと「良かれ」と思って、傷つけあってしまう事とか、
7)そして、全ての人に「良い時と悪い時」があり、
※ 誰にも、どの人にも、「挫折」があり
※ そして、誰もが「挫折」を乗り越えるのか?と思ったら
※ そんな事なく、乗り越えられない人も居る、事もリアルに描かれ
8)やり場のない怒りを、ぶつける事、とか
※ 自分の怒りとか、葛藤の矛先が、家族に向いたり
※ 誰かのせいにしたり、
※ 自分のせいにしたり、
挙げれば、挙げるだけキリが無いですが、そう、
「誰の人生にも当てはまる」そんな「人生」のストーリーです。
なぜ?その「人生のストーリー」が私を、落ち込ませるのか?
最初に言ったみたいに、私は「コメディー」とか「ハッピーエンド」を求めている。嘘でもいいから。
せめて、ドラマくらい「ハッピー」に、、、。
なぜか?と言ったら、
私は、もう自分の人生には、
どうしても「明かり」を見出せない。
挫折も1回や、2回はいい。
そして、闘病も、1回や2回はいい。
頑張ったし、乗り越えたと思う。
「七転び八起き」くらいまでは、頑張ったと思う。
でも、その後、もう、疲れてしまったし、希望も失った。
今の所「不治の病」と言える「ジストニア」とも、だいぶ闘った後、もう疲れちゃったし、
オペを沢山やりすぎて、体もボロボロだし、それ以上に、心がボロボロだ。
人生の中で「やりたい事が見つからなくて悩む」人も多いと思うけど、
私は、「物凄くやりたい事」があって、突き進んできたけれど、
問題は「挫折」どころか、
何も!!!
1個も!!!
何1つ、自分の夢を、叶えてないのに、
もう、諦めた。
片手を失っても、片足を失っても、目が見えなくても、頑張ってる人も居るけど、そう言う人と、比べられるのも、辛い。
もう、頑張るのやめたことを、責められているようで辛い。
「諦めて、絶望してるなら、諦めずにまた頑張れば、いいじゃ無いか?」と言われるのもツライ。
多分、みんな、そうやって、なってるけど頑張ってるのだろうと、判るし、何もかも、諦めた、自分が弱いんだと思う。
そう、ドラマの中と同じで、
「自分を責める事」
「他人を責める事」
誰かのせいにして見たり、自分のせいにして見たり、
あれもこれもやってみるけど、
どれもダメで、どっちも「良い事ない」。
誰かのせいにして、なんとかなるなら、したらいい、
自分をせめて、なんとかなるなら、やったらいい、
でも、どっちも、どうにもならないんです。
このドラマは、私には、重すぎた。
「人生」と言うテーマが重すぎた。
コロナ渦の今、誰にも会わないで、むしろ、ホッとしてる自分が居る。
私と、久太朗とマメ太だけの、三人の暮らしは、
「世界」を見ないでいいし、
「上」も見ないでいいし、
「前」も見ないでいいや、と
ずっと「逃避」して生きてる事には、好都合なんだろう。
誰にも会わずに「1人」で居る孤独感も、「今は、世界中、みんな1人だ」と思ってれば、現実逃避にも、好都合だ。
そんな時に、「なんとなくアットホーム?」と思って、何気なく見てしまったドラマの中に、「恐怖」=「現実」を見出してしまったので、「ホラーより怖いかもしれない、、」と思ってしまったんだろうな、きっと。
ドラマとか映画の中の出来事は、その中に留まっていれば、「楽しく観られる」かもしれないけど、いちいち、自分の人生と密接になってくると、楽しくなくなってくる。
自分が、病気になったりする前は「病院のドラマ」とかも、楽しく観れてた訳だしね。
このドラマと、このテーマについては、まだまだ、心に大きな重石が乗ってるので、また書くかもしれない。
※ 今は、また、あっという間に、2ヶ月が経過して、注射の時期になり、全然、目が開いてないから、より一層、引きこもりに拍車がかかっているけど、なかなか、「眼科に電話する」所に、到達しない。
※ このブログを書き終えたら、まず、眼科に電話しよう、と思う。
※ 重石(おもし)は1個づつ、降ろして行かないと、、。
りずむK