- SEP
- 23
- 2020
日本語の吹き替えが極上の、コメディードラマ。〜「ブルックリン99」〜
「こんなご時世だから」とか、
「人々が明るい話題を求めてる」とかに、関係なく、
誰かに言わずには、居られない、
最高のコメディードラマ「ブルックリン99」を紹介したいです。
※「コメディーの楽しさは、筆舌を尽くすほど伝わらない」と100も承知ですが、やっぱ書いちゃいます。
〜極上のコメディー「ブルックリン99」の魅力〜
※ 「りずむ感」というのは、私の感想です。
魅力1)「刑事ドラマ」は忘れていい
※ 「また、NYの刑事ドラマか?」と思わないで、
※ 犯罪とか、暴力とか、殺人とか、グロテスクな「R指定」感はゼロ
※ むしろ、その描き方は、ディズニーのごとく、柔らかく笑いのオブラートに包んでくれる。
りずむ感)ディズニーの世界みたいに、人と戦ったり、打ち合ったりはしても、そちらには焦点を当てずに、全てを「笑い」の方でさらっていってくれる。
魅力2)登場人物が全員「変」
※ アメリカドラマの最大の魅力は「キャラクター」
※ 「お調子者」とか、「シリアス」とか「やさぐれキャラ」とか、色々いますよね?普通は?
※ このドラマ、警察署長を含め、全員が「お調子者」。
ひらたく言うと「全員くそバカ!!!」。
りずむ感)最初「お調子モノの主人公と対峙するキャラが、厳しい署長なのか?」と思ったのに、、、
結果的に、その「厳しそうな署長」が一番、色々やってくれて、
常に、じわじわ来る。
徐々に、ぐいぐい、来る。
いつの間にか、一番、署長がもってく、バカっぷり。
魅力3)日本語吹き替えの「脚本と声優」が、神がかり技。
←多分、このドラマの最大の勝因。(日本での)
「コメディー」の翻訳って、物凄く難しいですよね?きっと?
※ 国と、言葉が変われば、笑いのツボも変わる。
神の翻訳1)和訳(脚本)が素敵すぎです。
※ 多少の「下ネタ」はご愛敬(聞き流せる中二レベルで、上手です。)
※ 絶妙なスピード感で、テンポのある会話
※ ほとんどの笑いは、「タイミング(間)」でもってく。
※「しゃべってる言葉には、ほとんど意味がない」くらい、タイミングで全部、もってかれる。
りずむ感) くそぅ、笑って、しまった。。って感じ
神の翻訳2)声優さんもすごい。
※吹き替えの声優さんのスキルも最高!!!(ほんとに!)
「字幕より吹き替えの方がいいのでは?」と思えてしまう好演っぷり。
りずむ感) ものすごい量のセリフが、すごいスピードで飛び交うので、このドラマに関しては、完全に「吹き替えの勝利」って感じがします。
※ 「字幕」では、とても表現しきれない、語彙と表現の量です。
魅力4)不愉快感が無い
※ 「コメディー」というと、すぐ「ドタバタ」しがち。
※ やたら走ったり、暴れたり、ものに「突っ込んだり」とか?
過激なユーチューバーとか、「やらせバラエティ」っぽくなると不快感が出てくると思いますが、
※キャラクター全員がやりたい放題なのに、不快感が無い。
りずむ感)これは、多分、笑いの本質は「言葉」と「間」でもっていってるからだと思います。
ドタバタとか、アクションとかに頼ってない。
魅力4)何気に、ゴールデングローブ賞を受賞
※ 「タイトル」を取ってるか?とか、アメリカ国内の評価が気になる方へ、
「主演男優賞」と「テレビコメディー部門」の2つ取ってます。
〜このドラマの魅力、まとめ〜
1つ)「ブルックリン99分署」の刑事たちが、
1つ)「ひとつのファミリー」となって描く、
1つ)「愉快で優しい、ホームコメディー」みたいな刑事ドラマ。
1つ) 出てくる人は、1人残らず、お調子者で、
1つ) いつの間にか、くすくすと、笑い
1つ) 不覚にも、吹き出したりしちゃって、
1つ) 彼らの「笑い」の世界に引き込まれます。
そして、その、極上のコメディーは、
むしろ「洗練された日本語版」で楽しんだ方がいい!!!
という、日本語訳の秀逸っぷりです。
是非、見て欲しいです。
※ 今は、Netflixしか観れませんが、30日は無料視聴出来るので、
※ ネットフリックスに加入したく無い人は、30日の間にみてください。
ぜひぜひ。
りずむK
PS) このドラマは、一応、分野は「シットコム」(多分ね)。
でも、私は、シットコムは、まあまあ苦手。
(シットコムは、だいたい、ドタバタするし、)
「王道コメディー」っぽい「ビッグバンセオリー」にもはまらず。(はまれず)
そんな、私が、はまりまくった「洗練されたおバカドラマ」って感じです。
もう、結局、筆舌に全く尽くせないので、やめます。
観てください。(是非、日本語で!)