日々の事、犬の事、絵日記とか、たまに、ライブについて、とか、思いのままに書きたいと思います
三日坊主のつもりで始めた絵日記、いつの間にか、4年目に突入です
何卒、なにとぞ  りずむK

  • AUG
  • 30
  • 2015

竹馬の友、追悼。(享年38歳)

...

中学生の時の、私。 左から2番目。


 

 

私の両親と、彼の両親は、学生時代からの大親友。

うち(金子)も、彼の家も中野。(ご近所すぎ)。

金子3兄弟 兄 私 妹 と 

彼の家の3兄弟 兄 次男 三男 

生まれた時から知っていて、みんな中野で育ち、

みんな、物心着いた頃から、高円寺阿波踊りで育った。


 

 

順番で言うと

長男、うちの兄、私、私の妹、次男、そして三男。

その中の、次男。逝く。

本場の徳島で、阿波踊りの、真っ最中に心不全で逝く。

38歳の若さで逝く。

私より4つ年下なくせに逝く。

怒るよ!!! どんな、順番だよ? 怒るよ!!!


 

 

私は、プロのダンサーになってから(高校生の時だから、25年前)

阿波踊りは辞めてしまった。

でも、私の兄も、逝った彼も、彼の兄も、友人たちも、ずっと続けてる人は、

文字通り「阿波踊りのために生きてる」。

阿波踊りやるために働いて、阿波踊りやるために休みとって、

逝った彼も、心臓が、少し前から痛かったみたいだけど、

「本番だから、休めない!!!」と徳島に行った結果、心不全で逝く。

「たかが阿波踊り」と思う人もいるかもしれないけど、

彼らにとっては「生きるパワーの源」だと思うし、プロもアマチュアも無いと思う。

彼が「本番だから休めない」というなら「本番だから休めない!!!」

そして、彼らが、長い年月、積み上げてきた祭りは、何十万?何百万という観客を楽しませてきた。

 

 


 

 

お通夜は、高円寺だし、阿波踊り直前だし、若いし、両親も健在だし。

6時スタートなのに、7時に行っても、すごい行列で中に入れなかった。

お経なんて、とっくに終わって、

中から、阿波踊りのお囃子が、ドンドコドンドコ 聞こえてきた。

お経より、何より、辛かったなぁ。

お通夜の会場の外で、並びながら、聞こえてくる、阿波踊りのお囃子が辛かった。

それは、きっと、私も、最後に、私も一緒に踊りたかったから。

一人で、踊ってみたよ。 

でも、25年ぶりだから、全然ダメだね。笑。

また、一緒に踊ろう!!! 

どうせ、安らかにしないで、あっちでも、踊るんでしょ?

待ってて。

金子 里朱生

https://youtu.be/kyEOYvhtPA0