日々の事、犬の事、絵日記とか、たまに、ライブについて、とか、思いのままに書きたいと思います
三日坊主のつもりで始めた絵日記、いつの間にか、4年目に突入です
何卒、なにとぞ  りずむK

  • DEC
  • 18
  • 2015

裏「観察日記」〜鍛えるのは「耳」〜不思議な現象〜 

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唐突ですが、私は、ニューヨークで「リーストラスバーグ」というアクティングスクールに行っていました。

※ この学校は「かのジェームスディーンを排出した!!!」とか言って、一世を風靡した時期があったので有名ですが、実は「クソ」です。

※ ハリウッドスターをいっぱい排出したし、講師にもハリウッドスターが多いので、一世を風靡しました。

※ ダンスをやってる人はご存知「コーラスライン」の映画の中で、ヒスパニック系の女の子が、アクティングスクールの悪口を歌っています。うちの学校の事です。笑

私が入った頃の、この学校出身の人は「メソッドアクター」と呼ばれていて、「使えなくて有名」でした。

 

 

 


 

 

もちろん、良いところもあります。

始めは「学生」として、渡米した私は、何かしらの学校に行く必要があります。(ビザの問題)

最初、英語の学校に行きましたが、二日で辞めました。

※ 英語の学校には、ネイティブがいない & 学校の先生みたいに、ゆっくりしゃべる人は、ニューヨークにはいない事に気付いてしまった。笑

そこで、アクティング スクールです。

1、みんなガチで「役者志望」なので、英語が喋れない人など、誰も相手にしない。(必然的に、必死で英語を学ぶし、話せるように努力する)

2、本(台本)をたくさん読む

一番のポイントはここ!!!!

3、ダンサー(私)は「見かけ」とか「外見」を気にしすぎるので「とことんリアルを追求する」(内面)メソッドアクティングは、逆に良い練習。

※ リアルを追求する、メソッド アクティングとは、どれだけ時間がかかろうとも「本当にその気持ちになって、本当の涙とか、本当の笑顔とかが、できるまで、やる。」のです。

※ だから「外見」(観客)関係なし。オーディション行くと、カメラの前で、時間がかかりすぎるし、「見せ方」を知らなすぎて「method アクターつかえねぇ〜」と言われる。 笑。

私、個人的には「感情を込める」という事に、役立ったと思います。(メソッドアクティング=センス オブ メモリーという訓練、いちお、褒める。笑)


 

 

それでね、日本とアメリカの(多分)最大の違いは、

「方言を制するものは、演技を制する」と言われています。

日本でも「方言指導」というのは耳にしまうが、レベルが違う。

「方言=アクセント」が違ったら、誰も、その人の演技を信じない。

アメリカ全土だけでも、ニューヨーク出身なのか、となりのニュージャージーなのか?いや、西なのか?東なのか?南なのか?

真ん中らへん(ミッドウェスト)なのか?

話し方で、100パーお里が知れる。

イギリス人の役かもしれない。フランス生まれの役かもしれない。

アジア人でも、アメリカ生まれ&育ちかもしれないし、観光客かもしれないし、アメリカでビジネスを10年くらいやってる日本人の役かもしれない。


 

 

そこで、登場するのが「スピーチ セラピー」。

「スピーチ」と言うと、「話し方の練習」をするようなイメージがありますが、このレッスンは、ほとんどの時間「聞く」。

※ こういう「実用的」なレッスンは、外部で受けます。←リーストラスバーグとは、いったい??? 笑

1、鍛えるのは「耳」

2、自分の訛りと、ニューヨークの訛りの違いを認識する

3、耳が違いを認識すると、自然に自分で、直す事ができる

という仕組みです。


 

 

この先生が凄かった!!!

世界中の人がしゃべる英語を、ありとあらゆるアクセントで話す事ができます。

レッスンは、まず、私が言った事を、

1、先生が私のアクセントで喋る。

2、次に、目標のアクセントで同じ事を言う(ニューヨーク訛りなら、ニューヨーク訛りで言う)

3、基本的にこれの繰り返しを、録音。

4、持ち帰って「違い」を認識できるまで聞く

という感じ。

とにかく「鍛えるのは耳」。「耳が直らないと、アクセントは直らない」という事です。

 

 


 

 

さぁーーてと、相当、前置きが長くなって、何を書くんだか、忘れるとこでした。笑

2月のオペの後から、10ヶ月。私に起きてる異変。

目や顔の痙攣を止めるために、電気を流してるから、当然、口にも影響がある。

気合を入れれば、ちゃんと喋れるけど、何気なく、言ってしまうと、すごく滑舌が悪い。(というか、舌ったらず)

「さしすせそ」は「ひゃ ひぃ ひゅ へ ひょ」って感じ。

こんな感じ ↓ ↓ ↓


 

 

そして、新しい異変。

こういう話し方を、10ヶ月、毎日、自分で聴いてたらね、耳(というか頭)の認識が、

「久ちゃんがね」と思ってる時に、頭の中では「ひゅうひゃんはね」と変換されている感じ。

※ 自分の耳に、聞こえて来るのが「ひゅうひゃん」だから。笑

すると、友達とラインでチャッとしてる時に、

つい「ひゅうひゃんはね〜」と打ってしまって、

「え? ひゅうひゃん???」みたいな事になっています。

動画のしゃべりと同じで、意識していれば、大丈夫です。

ただ「耳の効果」すごいわぁ〜、と思っただけの話。

その割に、相当、長くなった。笑

りずむK

PS 目、調子、悪!!!!

(1日しか、もたなかったかぁ 涙。。)