- JUN
- 1
- 2015
「ポンコツ生徒」
私のレッスンを受けてくれる生徒さん、変なのばっかし!!!(笑)
※ 「上級」とみなされる、タップ歴、10年以上の人たちです。
先日、レッスンで、ちょいちょい、ちょいちょい、「変なところ」で、「バン!!!」とか「ドン!!!」とか、思い切りよく入ってくるから(やたら、思い切りだけはいい!!)
「もしかして、、?(また?)」という嫌な予感が、、。
そこで、、
「あのさ、イントロの途中とか、コーラスの途中とか、更には、拍子の裏とか、好き放題に、自由過ぎる所で、入るのはなんで?」
と、聞いてみたら、
「え?イチかバチか!!です!!!」と得意気に言われた。←赤点。
ま、、またか。ふぅ、、← 心の声。
「じゃあさ、イントロは、、」と言いかけたら
「え?イントロ?」
「ジャズは、、」と言いかけたら
「え?ジャズ??」
「1コーラスは、、」と言いかけたら
「え?コーラス???」
「じゃあ、テーマが、、」と言いかけたら
「え?テーマ????」
「32小節が、、」と言いかけたら
「え?小節?????32って何エイト???」
と、ものすごーく偉そうに言う。(「あんた、何言ってんの?」風)
やっぱり、、そうか、、。(またかぁ、、、)←っもう、慣れた。
「じゃあさ、この曲のイントロ、数えて見よう」と言ったら、
自信満々に
「6小節!!!」と言う。
「イチかバチか回答は、やめてもらおうか?!!!」と言ったら、
「何回、数えても、6小節だよぅー!!!」と言う。
※ なんか、自信がなくなってきて、思わず自分でも、数えたら、普通に8小節っす。
「やっぱ、違うんダァ、、なんか変わった曲だなぁと思ったよぅ」とか平気で言います。
なんか、ラチがあかないし、スタジオ代がもったいないから、後日、うちに来て、曲を聴きながら、やる事になりました。
後日、、
「じゃあさ、知ってる曲にしようよ!!」と言ったら
「りずむさんのライブでやってる曲はわかる!!テイク5好きぃ!!!」というから、
※ 「げ、テイク5かぁ、まぁ、、、いいや、やってみよう。好きなんだし」
じゃあ、それでやろう!!!と思ったら、
「1小節は、4カウント?そうだよね?」と早速。
「ファイブは?テイク、ファイブのファイブは?数えてみなよ」と言ったら
「ああ’’!!5??ファイブだから、ご???すげぇ!!目からウロコっす!!」とか。
(こっちが、「目からウロコ」だ!!!)←りずむK、心の声。
と、いう訳で、テイク5は、速攻で辞めました。(話にならん!!!)
「Aトレイン、知ってるぅ!!」というので、じゃあ、それで、、、。
1、まず、イントロを数える。
2、1コーラス(テーマ)を数えて、32小節を理解する。
3、A、A、B、A を理解する。
4、そして、「これがテーマね」を理解する。
ユーチューブを見ながら、
「じゃあ、この曲が、どうなってるか教えて?」と言いました。
※ ボーカル有りの、4コーラスで、最初から最後まで、歌ってます。
「最初がテーマ?テーマ2回?」(お?いいぞ!!!)
「次が、ドラムソロ?」(え?ボーカル、歌ってるけど?)
「その次が、ストップタイム?」(何もストップしてないけど???)
「終わり?」(ストップタイムで終わったの?演奏してるし、歌も歌ってるけど?)
イチかバチかで、知ってる単語、全部、言うのやめてもらおうかあああ!!!
※ 多分、3コーラス目の頭で、映像がドラムのアップになったから、「ドラムソロ」って決めたらしい。
※ 「ストップタイム」は、知っている事の「ネタ」が切れたので、「イチかバチか」言ってみたに違いない。
一緒に、見ながら、1コーラスづつ止めて、説明したら、
「いやぁ、、。すげぇ深いっすねぇ、、。」というから
「いや、深くないよ。多分、、」と言ったら
「自分の想像を超える事は、全部、深いからねぇ!超!新鮮!」と言う。
「いや、あんたの方が、新鮮だわぁ!!」と、思いました。(笑)
こういう事に、全く、イライラしたり、しなくなった自分、、
「大人になったなぁ」と関心してみたりも、します。(笑)
「ポンコツの生徒たち」に、楽しみながら、成長させてもらってる!!って感じです。
面白いし、この人たち、、、。
いつも、笑いをありがとう!!← 私、クソ真面目だから、笑いの要素が少なくて、どちらかというと「面白くない」分類の人間だからね。
PS 最後に、「本当は、別にジャズ、知らなくてもいいよ。解らなくても、いい!!好きだったら、聴けばいいし、聴いてるうちに、疑問があったら、質問したら、吸収も早いんじゃない? 押し付けられると、みんな、知りたくなくなるしね」と言って、レッスンを終わりました。
レッスンは(犬と遊んで)楽しかったみたいで、良かったです。
ふぅ、、、、、。
りずむK