そもそも、なぜ「眼瞼痙攣」(ジストニア)という病気になったのか?
その原因の、有力な候補の1つに「ベンジゾアセピン系の薬の服用」があります。
以前にも触れた事がありますが、コロナ禍により、精神薬、抗不安薬、睡眠薬を服用する人が劇的に増えた事もあるか?と思うので、ここにもう一度記します。
〜医者は教えてくれない「薬の危険」〜
1)ベンジゾアセピン系の薬の「中毒性」の高さ。
※ この系統の薬は、薬への依存度や、辞めた時の「離脱症状」の高さが、かなり危険レベル。
※ ゆえに、30日分以上の処方は不可能。
私の場合「メイラックス」という抗不安薬を、長年に渡り、ひたすら「辞めるな危険、飲み続けろ!!!」と言われ続け、飲み続けた。(@東京女子医大)
※ 薬は、ちょいちょい名前が変わるので注意。
※ 薬剤師さんをも翻弄する、今の名前は「ロフラゼプ酸エチル錠」
「うつ病発症」から、もう15年以上処方されて、5年前から減薬、断薬に努めていますが、離脱症状が危険なため急には辞められません。
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(重要な副作用)というところに
大量連用により薬物依存、容量の急激な減少ないし、投与の中止で、離脱症状、幻覚、呼吸抑制
と、しっかり書いてあります。
私はコレらの症状に苦しみながら、断薬、減薬をしてる訳です。(もう6年目)
※ これを、何も言わずに15年も処方し続ける医者はバカです。⬅︎女子医大の坂本は「その筋」では偉い人らしいですが、、。
2)ベンジゾアセピンが、そもそも「眼瞼痙攣」(ジストニア)の原因説。
これは、ジストニア患者さんから得た情報です。
「りずむさん、ベンゾ系の薬のんでいませんか?」という問いかけから始まりました。
自分でさかのぼって調べたら、私が初めて「睡眠導入剤のサイレース(フルニトラゼパム)」を処方された日程と、その後、1ヶ月以内に、目が突然、痙攣を始めた時期が、ぴったり合致しました。
その当時、何が原因か全くわからず、「うつ病の1つの症状か?」と思っていたので、心療内科で相談したり、眼科に行ったり、あれこれあれこれやりました。
「目の痙攣がベンジゾアセピンが原因では?」という事にたどり着いたのは、痙攣がひどくなり、目がほとんど開かなくなり、あれこれオペをやり続け、失敗を続けて、10数年後に、ようやく「原因はこれでは?」という説にたどり着きました。
※ その間も、心療内科では、ずっと、メイラックス、サイーレス、ロゼレム、ロヒプノールなどの「ベンジゾアセピン系」が処方され続けました。
実は、6年前に私が「減薬」を決意した時に、宇津木クリニックの宇津木先生に、
「ベンゾが痙攣の原因説」と、断薬を決意した事を伝えましたが、
当時の宇津木医師は、
「は?何それ? 薬やめるなら、さっさと辞めないと、飲みがなら辞めるなんて、のんびりやってたらダメなんじゃないの?」
と、かなり無責任な発言をした上で、
ジストニア(眼瞼痙攣)とベンゾ系の薬の関連性には、全くの無知で興味も無さそうでした。(外科医だからね?)
ところが、今年(2022)。
ちょっと確かめたい事があり、宇津木医師と電話で長話をした際、彼は、
「あぁ、睡眠薬がそもそも眼瞼痙攣の元凶じゃないか?と言われてますからね〜。他の方法で痛みを和らげないとねぇ〜。でも、ベンゾ系、急に辞めると危ないからね、、、困りましたねぇ。」
という、ベンゾ系の危険についても、ジストニアの原因についても、まともな発言に代わっていました。
※ 遅いよぅ〜! 患者さんのが知ってるよぅ〜。そのどちらも、6年前にわたしが言った事ですよ〜、、、
患者の声に耳を傾けるのも、その声がだいぶ「声高」になってから、、と大変、遅いのです。
そんな訳で、
なかなか医者の知識も追いついて来ないからこそ、
「治療法が見つからない難病」ジストニアですが、
依然として、原因は「ベンジゾアセピン系の薬が原因!?」が、かなり有力説です。
昨今「ドリエル」など、市販で買える睡眠薬も多々出回っているし、
医者に「眠れない」と言えば、危険の注意喚起なく、たくさんのベンゾ系の薬を処方する医者は多々いるので、
みなさま、お気をつけて、コロナも、睡眠障害も、うつ病も、ジストニアも乗り切ってくださいませ。
誰一人、眼瞼痙攣になって欲しくないし、ベンゾ中毒にもなって欲しくない。
りずむK