眼瞼けいれん、ジストニア治療の道のり

私自身が10年間、苦しんだ、
「演奏家に多い」と言われる病気の、手術と治療について記しています。

ベンゾの卒業(2023)眼瞼痙攣の原因。

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最有力説)眼瞼痙攣の原因は、ベンジゾアセピン系の薬。

多くの人が、続々と「眼瞼痙攣」や「ボトックス注射」「ジストニア」を検索して、治療法を模索しています。

治療法の模索の前に、本当は、その病気にならない事が一番。

私が、過去15年、色々なオペをして、苦しみ、集まった情報の中で、未だ「眼瞼痙攣の原因は、ベンゾ系の薬だ」というのが、最有力の説です。

※ 個人的に、ものすごく、当てはまるし、なぜ?いつ?痙攣が始まったか?をたどると、ベンゾ系の睡眠薬を処方され始めた頃とぴったりマッチするので、すごく納得がいきます。

ジストニアを検索してる皆さんに、今一度、問いたい。

「あなたが、飲んでいる薬の中に、ベンジゾアセピン系の薬はありませんか?」


 

私は、女子医大の心療内科で、長年、ずーーーっと、メイラックスを処方され、「その薬、辞めるな危険」と言われ続け、飲み続けた。

※ プラス 睡眠薬の「サイレース」です。⬅︎アメリカにこれを持って入国しようとすると、ドラッグ所持で捕まります。

ベンゾ系の薬は、中毒性がすごく高いので、やめた時の離脱症状が危ない。

うつ病の「恐ろしいトンネル」から、やっと抜け出た私としても、リバウンドの危機は逃れたいので、飲み続けた。

「うつ抜け後」何年が経過しても、ずっと「心がどうこうでストレスというより、何よりも、目が開かない、とか目が痙攣する事が、ストレスです」と言い続けたけど、ただただ、薬を飲み続けるよう促された。

※ 飲み続けてる薬と、痙攣を関連づける事なく、というより、痙攣があってもなくても、「鬱さえ免れればよい」という感じの処方。


 

何はともあれ、皆様から頂いた情報の中で、一番「はっ!」として納得できた、ジストニアの原因が、

「りずむさんは、ベンゾ系の薬を飲んでいませんか?」だった。

それに気づいて以来、2016年の後半から、断薬に努め、

中毒性が高いものを、10年くらい処方されたの後だったので、急激には辞められず、

少しづつ、一日1錠を➡︎二日に1錠に 

さらに、三日に1錠に、

そして、離脱症状の、パニック発作などがひどくなったら、飲み直し、

3歩歩いて、2歩下がるを、繰り返し繰り返し。

2022年には、1週間に1錠となり、

さらには、2023年になり、0錠となりました。

0ベンジゾアセピンとなり、3ヶ月が経過しました。

昨年末から、てんかんの疑いで、また、新しいてんかんの薬が増えたし、

パニックなのか?てんかんなのか?判らなくて、身体的に辛い症状は続きますが、ひとまず、ベンゾ中毒からは脱出した模様です。  


 

誰も、病院で、抗うつ剤や、抗不安剤を処方されて、眼瞼痙攣(ジストニア)を発症して帰ってくる、とは思っていないはず。

でも、誰しもが、多かれ少なかれ「鬱傾向」があり、

健康であっても、カウンセリングや、メンタルケアに通い、

「心の健康」がより求められ、

ヨガや、瞑想や、気功が求められ、

薬局で、睡眠薬が売られるほど、良質の睡眠が求められているこの時代、

医者に「ベンゾ系の薬を説明なく処方される」という事は、常に、目と鼻の先にあります。 

ちなみに、私も、最初の1錠は、睡眠薬でした。

ジストニアに苦しむ人は、ベンゾ系を辞めてみるべきだし、

今更、薬を辞めたからと言って、眼瞼痙攣が治るとも思えないので、

より大切なのは、これから眼瞼痙攣になる人を減らす事じゃないでしょうか?

※ 医者に処方された薬は、必ず確認しましょう。

りずむK