今回、ちょっと考えがあって、注射を我慢していた。
1)ボトックスの注射のせいで、目がものすごく小さくなってるのか?
2)がんけん痙攣のせいで、目が収縮して小さくなっちゃってるのか?
を見極めたくて、もう3週間前から、顔面がものすごく痛いけど、前回の注射が完全に切れるのを待って、様子をみていた。
今日の診察は、なぜか、例の「副院長」。←ジストニア、眼瞼痙攣について、明らかに何も解らない人。
副院長は、、、、
1)写真を撮る(写真くらい撮ってもいいけど)
2)「今日も50単位、入れていきましょう」とか言う(言ってもいいけど)
「この目が小さくなっちゃう原因は何なのか?」探りたくて。
1)注射のせい? または
2)注射の打つ場所のせい? または
3)注射はもう切れてるはずだから、痙攣でそうなる?
という疑問を、一応、副院長に投げかけてみた。(一応ね)
〜副院長の答え〜
「え〜と、そうですね〜、保険の範囲でやっていきましょう。」←答えになってないし、
「明らかに、患者がなんの疑問を投げかけてるか解らない」という返事。
受付で「不毛な診察を受けましたけどアレはなんですか?」と訴えて、改めて院長の診察。
(私、クレーマーみたいじゃないか?!)
結論)「目が小さくなるのは、強い痙攣のせいでしょう。目を開けるのと同時に、左右の縮みも軽減できるように、工夫して打ってみましょう」と。
1)痙攣で強い収縮が起こる。
2)重度のけいれんなので、上下だけじゃなく、左右からも縮む。
3)目を上下に開けるためにも、上下だけじゃなく、左右にも開くように、注射を打たないと、目が開いてこない。
4)故に、眉間や目頭は多めに注射を打つけど「目尻の方にも注射を打って、目の周りの筋肉を全体的に広げる必要がある。」とのこと。
ちょうど、こんな風に、目尻の方の筋肉も広げないと目は開かないし、目の縮みも解消されない。(写真)
とっても良く解るし、院長と話して納得。
(やっぱ、院長、解ってるわ〜、と安心する)
そして注射です。
また副院長が来て「こちらに寝てください〜。」って。
院長はどこかに行ってしまって、
副院長が注射器を持ったから、
「ちょっと待って!!!」と。
今日も院長と、散々、話たじゃないですか?
(院長が、色々、質問してきたから。。。。。)
1)眉毛の上下のオペとか(切って、筋肉をとったとか)
2)脳外科での、頭蓋骨オペとペースメーカーの故障とか (脳に電気を流す治療の失敗とか)
3)松尾がんけんでの、まぶたの上と下の切開&失敗 とか
桜木町眼科の先生は、この「松尾の理論(ミューラー筋をいじって痙攣を直す方法)」の反対派だそうです。
桜木町眼科の院長は、「まぶた関連」の専門だから、当然よく知ってる。
4)私が長年、渡り歩いた、ボトックス注射の病院の数々とか!!!
ついさっき、長々と、話したじゃないですか?院長と???
色々、あれこれ、全部やって、全部、失敗したから、
もう「治療法が見つかってない病気」の「新しい治療の実験台にはならないと、決めたんです。」という話を、
ついさっきしたじゃないですか!!!!(5分前に!!!)
注射だって、誰が打っても同じじゃないんです。
「さんざ、渡り歩いて、目を開ける事ができたのは、桜木町眼科の院長だけでした」って言ったじゃないですか?
私にとって、今日打つ注射に、これから2ヶ月の生活がかかってるから、
1)注射の経験の浅い、
2)がんけん痙攣の知識も希薄な、
さっき「目の筋肉の質問」したけど、ちんぷんかんぷん?って感じだった人の
3)実験台になるのは、勘弁してください!!!!
と、訴える。
副院長は「私だったらすぐ打てるけど、院長だと、どのくらい待つかわかりません」とか言うけど、そういう問題じゃない!!!!
待てというなら待ちます。
(予約は、12時半だけど、すでに14時すぎです)
院長が(他のオペに行ってたけども)
「はいはーぃ!!!」と言って、飛んできた。
この眼科の救いは、院長が、眼瞼痙攣を解ってるだけじゃなく、院長の人柄が親切、丁寧、やさしい。威張らない。←大抵の医者だと、忙しい時にこういう患者がいると、イラっとするよね?(ちっ!っていう態度とる)
もし、バタバタして、イライラしてて「やっつけ」になりそうだったら、一度帰って、別の日に出直そうと思った。
(もう、私が駄々っ子みたいだけど、しょうがないです)
院長「金子さーん、僕、もうボトックスは全部、副院長に任せてるのよ」
私 「申し訳ないです、誰が打っても同じじゃないので、、」
院長「僕、最近、全然、打ってないんだよ〜」
私 「大丈夫です。先生、2ヶ月前は、打ってました!」
医者にとっては、何十本も打つ、注射の中の1回。
でも患者にとっては、この1回に、ここから2ヶ月の生活がかかってるんです。
もう1回言いますけど、私はもう、
1)注射の経験が浅い人の練習台にはならないし、
2)成功例が少ない、新しいオペの実験台にもならない。
ワガママを言って申し訳ないけれど、副院長には、触らせない。
里朱生K
PS 院長は帰りに、
「辛かったら、2ヶ月待たないでも、1ヶ月半で保険の問題はクリアできるからね、またいらっしゃい!」と。
ほ、。。