Dr宇津木のリコメンドで、Dr松尾の診察へ。
「とにかく、眼瞼痙攣と眼瞼下垂と瞼の研究ばっかりやってきたんです僕」という、変わり者らしいです。
※ もう「第一人者」とかは信じない。
※ そもそも「ジストニアの研究」してる人が少ない。
※ 「施述をやってる」となると、もっと少ない。
※ 「望みを託すか、託さないか」しっかり自分で判断して、「何があっても、後悔しない」と思えたら、やって見ようと思って行った。
「変わり者」は「偏屈な場所」に病院を開設。
※ Dr宇津木もDr松尾は「ブラックジャック」って感じ。
※ でも「合法」です。(「闇医者」に非ず)
※ Dr宇津木は「自費診療」だけど、Dr松尾は「保険診療」です。
※ Dr松尾は「眼瞼痙攣、眼瞼下垂、瞼」のオペを専門に、数百人やってきた。
〜様々なテストを実施〜
1、「目の開閉による、脳の反応」を観る。
※ 頭に、3Dサラウンド?みたいな装置を装着。
※ 目の開け閉めによって、発生する「脳の動き」がグラフで現れる
※ このテストは、私はほとんど理解できなかったけど、結果は「目を開けても、閉めても、脳が反応すべき時にしてない」という事らしい。
2、「眼瞼下垂はあるのか?」テスト
※ ミューラー筋を引っ張ると、「瞼が開く」
※ 更に、引っ張ると「眉が上がる」
※ もっと、引っ張ると「瞼が閉じる」
(以下のテストを実施)
※1「ミューラー筋を縮める」目薬を点してテスト。
★ この目薬で「目が開く」ならば、「ミューラー筋が伸びちゃってる」という事。(「自力で縮んでない」という事)
★ 結果「眼瞼下垂」であると診断できる。
★ 私の場合、悪い方(全然、開かない右)でテスト
★ 結果、目薬を点して、1分後、右目、楽に開く。
★ かろうじて開けられる、左と同じくらい、開く。
★ 左より、全然、楽に開いている。
※2「ミューラー筋」を緩めるテスト
★ ミューラー筋は、目の下にもある。
★ 「痙攣」を起こすのは、眼下のミューラー筋。(目の下の筋肉)
★ 下瞼には「ミューラー筋を緩める」目薬を点す。
★ ミューラー筋を、リラックスさせる為。
★ これをやって、痙攣がおさまれば「下のミューラー筋は緊張しすぎてる」(厚くなっている)という事が判る。
★ 結果「眼瞼痙攣」と診断できる。
★ 下瞼のミューラー筋が、頬っぺたの痙攣も起こしているから、そこを弱めると、顔の痙攣も止まる。
〜「目薬テスト」の結果 〜(行われるオペ)
1、「眼瞼下垂」がある。
※ 上瞼のミューラー筋は、疲れて「伸び切ってる」(伸びちゃったゴムみたいに)だけでなく、「アキレス腱断裂」みたいに、切れちゃってる。
※ よって、上瞼のミューラー筋を「健常な状態」に戻してあげる
2、「眼瞼痙攣」もある。
※ 下瞼のミューラー筋は「分厚くなりすぎて」いる。
※ 下瞼のミューラー筋が、過剰に動きすぎて、目や頬の痙攣を起こしている。
※ よって、下瞼のミューラー筋は「緩める」施述を行う。
※※(注意事項)※※
オペの時「出来るだけ詳細な症状」が出ていた方が、より「その人に合った微調整」ができるので、これからオペまで、一切、ボトックスを打ったりしないでください。との事。
※※「多分、みんなが気になる料金」 ※※
診察、オペは全て、保険適応です。
私の様に、上下の両瞼のオペでも、5万円前後だそうです。
(1回、ボトックスを自費で打つより安いです)
〜「青はん核」とは〜
※ 女子医大でDBSを行おうとした脳の中枢部分。(電気で刺激をしようとしてた場所)
※ この「青はん核」が「不安や緊張」を起こしている。
※ その「大元」は「ミューラー筋」である(という説←by Dr松尾)
※ よって、ミューラー筋の処置を行う事で「不安、緊張、肩こり、頭痛、頭がぼぉーっとする、不眠」などの症状を治療しに来る人もいる。
※ そして、その症状の全てが当てはまる私は「ミューラー筋」がぶっ壊れてる!との事。
その後「上下とも、ミューラー筋をどのくらい処置するか」詳しく、ビデオ&写真撮影。
※ 「不安」と「緊張」どちらが強いですか?
(「不安」です)
※ 「体のどこが辛い?辛い順番に言って」
(1「眉間」、2「目の周り全般」、3「頭痛」、4「首と肩の凝り」、5、「脇の多汗症」(もう諦めてる)、6その他、もろもろ
※ どこがどのくらい辛いか?をしっかり記録して、ミューラー筋の強める、弱めるの具合を、加減する、との事。
〜本日の「収穫」と「雑学」〜
※1「私は、元々、ウインクが出来ないので、右目が閉じれば、左も閉じちゃうんです」
※ だから「目薬」で右目が開いたら「左も開いちゃった」
※ 目薬をしてない、左が閉じちゃうと、右目も閉じちゃう。
「あぁ、大脳、、、、連動筋肉ですね」←忘れた。
答えは、やっぱり「目の開閉」も「全ての運動」は「脳からの指令」なので、その辺の事らしい。←全然、理解してないけど、先生が私の状況を解ってくれてよかった。
※2 「鼻の下を伸ばせーー!!!目が開くから!!!」
※ 結局「筋肉は連動してる証拠」に、鼻の下を頑張って伸ばすと、目が凄い開きます。(下図(写真))↓↓
※3 「眼瞼痙攣と薬(抗鬱剤、抗不安剤など)
※ 「抗鬱剤」の類を、飲んでいる人が「原研痙攣になりやすい」らしいという事は、多くの医師が、気にかけていました。
※ Dr松尾によるとその薬は、ピンポイントで「デパス」だそうです。
※ 私は10年前くらいに「デパス」を処方された記憶はあるけど、あまり合わなかった印象で、すぐ辞めました。(参考までに)
〜 今日の「決断」と「オペの流れ」〜
1、「目薬」で、これだけ「ハッキリした効果」が見られるなら、ちゃんと施述すれば、「もっと、しっかり開きます」という先生の言葉を信じる事にした。(自分で、その成果を見たし)
2、オペは「極わずか」瞼の切開のみ。
3、入院はなし、オペの直後から、目は開いてるはず。
4、オペの翌日、充血?とか、目に血が溜まる?とか無いか?だけ確認する。
5、1週間後、抜糸。(終了)
「先生と私の朗報」
私は過去に一度も「瞼」をいじっていない。
※ 頭やおでこ、胸など、散々、切ったけど、瞼はノータッチ。
※ 「眼瞼下垂や痙攣」で悩んで、アレコレやった後に、Dr松尾を訪れる人は、Drも大変だと。(1度でも切ってしまっていると、筋肉の癒着など、非常にオペがやりにくい、との事)
※ 「二重瞼の手術とかさえ、やった事ないです」という、私に、先生、ニンマリ。
やってみるしか無いでしょう。
「希望」を持ちすぎず、「失望の準備」をしておけば、得るものはあっても、失うものは無いと思う。
このまま、何もしなければ、この先の希望もない、、。
りずむK
PS Dr松尾は「説明」を始めた時「紙とペン、お借りしていいですか?」と言った私。
Drは「これ、あげるから!!!」と言いました。
「でも、今までも、話を聞きながら、自分の言葉でメモして、先生に確認しながら聞かないと、
「病院を出た瞬間、1個も理解してなかった!!!」という事が多かったので、、。
と言うと、私がメモをとる余裕があるように、ゆっくり説明してくれました。
先生が「これ、あげるよ!!!」と言った紙。↓↓
まず、字が読めないし「解るかーーーぃ!!!笑」
自分でメモしてきて、良かったです。(折角、遠くまで、行ったんだしwww)