昨日の「説明」は、我ながら、解りにくかった。
ドクター松尾の「自慢話」に、圧力を受けすぎた。www
※ Dr松尾の話の中で、聞き返さないで、1度で、くっきりはっきり聞こえたのは、多分この2つだけ。
①1回目のオペの時の「助手は私の娘です!!!」
② 2回目のオペ前の説明での「この、神経系統だれが発見したか知ってます?私です!!!!!!」
※ この二つの言葉から、察するコトができるのは、Dr松尾が一番嬉しいコトが、2つある。
※ 「娘と一緒に仕事ができる」&「自分が研究して発見した、神経系統のオペを、娘に自慢しながら、一緒にできる」というコトの2つ。
※ ついでに、Dr松尾の娘さんの名前は「金子」
※ Dr松尾、いわく「浜松は、50人いたら、40人が金子だ」と。←いや、そんなには、いないだろう????
※ すなわち、どこかの病院で勤めていた娘さんが、浜松にお嫁に来て、「金子」になった。
※ そして、娘さんがいるから、浜松で開業したんじゃないか?
というコトが憶測できます。
さておき、昨日のオペです。
やったコトは、前回に引き続き
① 上下瞼のミューラー筋をもっと、もっと、削ぎ落とす
※ 分厚くなった、ミューラー筋が痙攣を起こしているから、それを、どんどん、剥がしていく。
※ 当初、上瞼は下垂を起こし、下瞼が痙攣を起こしているという診断あだったけど、痙攣は、上下瞼、両法が起こしている。
② さらに、眼瞼を少し前に出して止める。
※ 特に右目は、まだ「下垂」がひどい。
※ 下垂だけでなく「右目がどんどん小さくなる」と思っていたら「眼球がどんどん奥に引っ込んじゃってる」という話だ。
③ さらに、CPFを糸でくくって止める
※ 下瞼には「CPF」というのがあって、それを糸で止める
※ 目を開けると、下瞼も動くはすなんだけど、動かない。
※ 「自分で、下瞼をテープで貼って引っ張っていたら、凄く目が開きやすかった」という話をしたら、「下瞼のCPFを糸でくくれば、その効果が得られる」から、やりましょう、というコトになった。
〜オペ中の模様〜
作業① 今回は上瞼から開始。
※ ミューラー筋が分厚く固くなっている場所を見つけては、剥いでいく。
※ Dr「首どう?肩どぉ?」と頻繁に、聞く。
※ ミューラー筋は、覚醒や緊張をコントロールする「青斑核」に直結しているので、ミューラー筋を剥いで行くと、体の緊張が楽になる(予定)。
※ ある程度、剥いで行くと、5月以来、何をやっても治らなかった、右の肩こりが、楽になってきた。
作業② 糸をかける
※ 眼瞼に糸をかける。
※ 「目を開いてみて」と度々、目の開き具合を確認。
※ その際「眉毛は上げないよ!!」と、ドクターがおでこを押さえて、眉毛を上げないで、楽に目を開けるようにする。
※ 眼瞼を糸で留めてる位置によって、目が「パカっ」と驚く程開いて、「うわっ、目が飛び出すぎた、その糸は外そう!」となったりする。
※ 左右共に、眉毛を上げないで、楽に目が開く位置と、右目は特に、眼球が奥に引っ込んでしまっているから、丁度よく目が前に出る位置を確認して、糸を固定。
作業③ 下瞼の処置
※ 上瞼と同様に、ミューラー筋を削ぎ落とす。
※ 上瞼と同様に、目が楽に開く位置を確認して、CPFを糸でくくる。
全ての工程が終わった頃には、呼吸が楽になり、目の周りや首、肩の緊張がほぐれていました。
※ 分厚いミューラー筋は、痙攣を起こすだけじゃない。
※ ミューラー筋は「不安障害の中枢」である「青斑核」と繋がっているから、ミューラー筋が過度に動くと、様々な症状が起きる。
※ 症状は「不眠」「肩、首、背中のコリ」「頭痛」「冷え」「痙攣」など様々。
※「青斑核」は「覚醒と緊張」をコントロールしています。
〜 今後の課題 〜
※ 絶対安静は、オペ後の16時間だけです。
※ これからは「リハビリ」です。
※ 今まで、目の周りに要らないチカラを入れて、目を開ける癖がついてしまっている。
※ 目を開ける時は、眼球だけ動かせば、目は「自動ドア」システムで開くはず。
※ 眼球の動きだけで、目を開ける「自動ドア」の練習をどんどんやっていく。
※ なぜ、すぐ始めるか?というのは、せっかく剥がして「空間」を作ったミューラー筋が、「安静にして、動かさない」とすぐに「癒着」が始まって、また分厚くなってしまうから。
です。
ご高齢の母は、何かと「大事に」=「絶対安静」と思いがちですが、最近の医療は違うようです。
母の、膝の人工関節の時も、出血多量で輸血までしたのに、翌日から速攻「リハビリ開始」だったでしょう?(スパルタw)
どうやら、そういうコトらしいです。
今回は、下瞼の処置の時間がすごく短かったので、下が腫れてない分、とても楽です。
りずむK