眼瞼けいれん、ジストニア治療の道のり

私自身が10年間、苦しんだ、
「演奏家に多い」と言われる病気の、手術と治療について記しています。

おわりに、、、

たくさんの方にご心配をおかけし、また、本当にたくさんの方に支えていただいて、 オペを乗り切る事ができました...

〜 「りずむKの遺書」の巻 〜

たくさんの方にご心配をおかけし、また、本当にたくさんの方に支えていただいて、
オペを乗り切る事ができました。

これは、私がオペの前に書いて、
平せんせいに、「まぁ、書いてもいいよ」と笑われた遺書です。

両親、家族、犬たち、
親しい友人、一緒にお仕事してきた仲間、
いつも応援してくださる方々

それぞれに、言いたいこと、言うべきことが多すぎて、悩んだあげく、
そして、伝えたい事が多すぎるあまり、ひとまとめに、こうなりました。

1月25日に、無理やり、入院前日までライブをやらせてもらった事で、私は、

「まだ、楽しい事、やりたい事いっぱいあるじゃないか!!!!」
って思いました。

「まだ、生きたい!」と思える事、沢山あるじゃないか?」
って思いました。

「色々、やり残し過ぎてるじゃないか?」
って、思いました。

そういう気持ちで、オペに臨めたこと、
みんなの支えに、本当に感謝です。

私、まだ、生きていて、やりたいこと、沢山、あります!!!!


 

 

最後に、私を平せんせいに、導いてくださった、山王病院の伊澤せんせいに感謝。

そして、言うまでもなく、平せんせい、と平せんせいのチームの先生方に、感謝。

って、言えるような、状況に、日々近づいています!!!!

もう少ししたら、きっと、「心から感謝」って言える!!!

 りずむK。


 

「りずむKの遺書」2015年 1月28日(水曜)

この10年、「生きたい!!」と思うことよりも、「死にたい!!」と思うことの方が多かったです。

私だけが、不幸などと、決して思っていません。
私より、ずっと辛い思いをしながらも、希望を持って生きておられる方が、沢山いらっしゃいます。

「幸せの形」は人それぞれです。
私は気づいた事があります。

どれだけ、リハも練習も、教える事も、人と接する事も、常に辛くても、
何があっても、目が開かなくても、楽しかった事があります。

私は、どんな状況であっても「本番は楽しい」です。

私が、伝えたい事を、その時、自分の、できる限りの力で表現して、
それを、そこにいる人と、分かち合って、
一緒に笑ったり、泣いたり、演奏したり、歌ったり、踊ったりすることができる瞬間。

そして、その時間を一緒に創り上げてくれる仲間がいる事。

それを、支えてくれる、家族とスタッフがいる事。

それを、分かち合ってくださるお客様がいる事。

それを、感じられる時だけは、

「私、実は、誰よりも!!!幸せかもしれない!!!」
と、思うことができました。

「私のライブに、私の人生に関わってくださった人、全部に感謝!」って、
言いたいけど、
ここ数年は、「早めに、もう死にたい!!」ばっかりで、
「人に感謝する気持ち」を忘れがちな時が多かったです。

それでも、やっぱり、本番の後は、「私、幸せかもしれない!!!」と、
私を支えてくれる人に、感謝できる瞬間がありました。

ありがとうね!!!!!!

人に「ありがとう!!!」って言える、人生っていいね。

私を支えてくれた、みんなが、「ありがとう!!!」って、たくさん言える、人生であることを、祈っています。

りずむK こと 金子里朱生 こと 近藤里朱生 こと りずむkk


 

 

私がオペに向かう勇気と力をくれた仲間。
「りずむKアンサンブル 2015」メンバー
2015年1月25日 (日曜日)

心から ありがとう!!!!
PORI, YUKI, ギリさん、光恵、けんじさん!!!
& バー カーペディアム ❤︎