眼瞼けいれん、ジストニア治療の道のり

私自身が10年間、苦しんだ、
「演奏家に多い」と言われる病気の、手術と治療について記しています。

ジストニア2024「脳科学」というアプローチ。

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2023年までに、全てのオペを辞め、

すべての薬(ベンジゾアセピン)を断薬し、

積極的な治療もしないので、書くこともないと思われたジストニア手記。

ところが、昨年末に、あるアプローチがありました。

すずきさとしさんからのDM(ダイレクトメール)

ポイントだけ書くと

1、ジストニアをやめませんか?

※ 医療行為じゃないので「治します」とは言えないため

2、すずきさんの脳科学的なアプローチで、色々な病気をやめる。

3、欧米などでは、だいぶ認知され、がん治療などにも応用されている(らしい)、脳科学のアプローチを研究しているすずきさん。

4、ジストニアの難病患者は少ないので、すずきさんの研究や、脳科学の認知のためにも、モニターを探している

※ 現在、すずきさんのジストニア患者は、まだ2名なので、無料でセッションを受ける人を探しています、とこのこと。


 

zoomでセッションができるということで、失うものもないし、そもそもジストニアが「脳の仕業」的な要素が大きいので、私的には、そんなに半信半疑でもなく、やってみようと思いました。

ところが、年末から、恥ずかしながら、「ぢ」に苦しみ中でキャンセルが続き、今に至ります。

1回目のセッションのポイントを記します。

「何はともあれ、まず、目の前にある「ぢ」をターゲットにしましょう。」となりました。←お尻が痛いと、長年患ってるジストニアどころじゃない感じ。

1、「どうして、、、、なのだろうか?」と問いかける。

どうして、私は痛みがあるんだろうか?と問いかける。

問いには、必ず答えがある、ということで、その答えは不意に浮かんできたりするから、問いかけ続ける。

2、何を伝えようとしているのだろうか? と問いかける。

痛みや病気は、必ず何かを伝えようとしているので、それにも問いかける。


 

ジストニアになる人は、義務感が強かったり、

非常にストイックだったりする傾向が強い。

その「義務感」にはとても注意が必要!

「〜しなきゃ」、という思考ではなく「報酬系」に変えてあげる。

①苦痛系 ⬅︎なになにしなきゃという考え方はホルチゾールという炎症を与えるホルモンを出す。

② 報酬系 ⬅︎抗炎症作用のあるセロトニンを出す。ほか、オキシトシンやドーパミンを出す。

報酬系にするやり方は簡単。

1つ1つの行動に目的を持たせてあげる。

「ご飯たべなくちゃ」ではなく、「楽しむために、ごはん食べるぞー!」

「ストレッチしなくちゃ」ではなく、「より健康になるためにストレッチするぞ」

たとえゲームであっても、「ワクワクするためにゲームするぞ」という、

報酬(目的)を持たせてあげるのを脳は好む。

慣れるまでは、いちいち口に出すことが効果的。  


 

もう1つ脳が好むことは、

「なんだかいけそうな感じと、前進している感覚」。

私は、すずきさんに、自分がジストニアと闘ってきて、5回〜7回だかのオペをして失敗し、注射も打てなくなってきた中で、

「そもそも、なんでジストニアになったのか?」という糸の絡まりの発端が見えない中で、「脳」とは切っても切れない気がしてるので、このアプローチは、「なんだかいけそうな気がしています」と伝えた。⬅︎現時点で本心です

そして、実は、日曜から、久々にぎっくり腰に喘いでいたのですが、昨日から今日の一晩で、「なぜ痛みがあるのか?」と夜中に問いかけ続けたところ、明け方に、悪夢を3連発で見たあと、痛みが半減して、改善の兆候をみたので、「前進してる感覚」を一晩でモノにした感触はあります。

「自分に暗示をかけている」と言えば、そうはそうなのですが、暗示で痛みや病気が治るなら万々歳だよね?

ってことで、やってみようと思います。

今度こそ、治って、皆様に良い報告ができる年となりますように。

りずむK